ディズニーが映画化した『ベイマックス』は、マーベルのコミックの『ビッグ・ヒーロー・シックス』が元になっています。そして、同作が1998年にデビューした当時、キャラクターたちは今とは全く異なる姿をしていたのです。
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今日は、io9が取り上げた、クリエーターが初めて公にしたオリジナルのコンセプトスケッチを紹介したいと思います。
『ビッグ・ヒーロー・シックス』のチームが初めて登場したのは、1998年に出版された『サンファイアとビッグ・ヒーロー・シックス(Sunfire & Big Hero 6)』でのこと。
原案者は、現在『Ben 10』を製作するMan of Action Entertainmentで活躍するスティーブン・シーグル氏とダンカン・ルーロー氏のふたりで、本来であれば、カナダ人のスーパーヒーローもの「アルファフライト」(#17)でデビューを飾る予定でしたが、単独でシリーズ化されたのでした。
そして、『ベイマックス』の映画化を祝して、原案者のふたりが初期に描いたコンセプトスケッチをMan of Actionのブログにアップしたのです。
『ロックマン』っぽいヒロ
ヒロはアーマーを身につけているので顔を確認することはできません。アーマーも随分と違いますね。しかし、ベイマックスのオリジナルデザインと比較すると驚くほどではありません。
⁈
マシュマロみたいなベイマックスとは似ても似つかない姿! 錬金術の漫画に出てくる弟みたいです。
実は、オリジナルのコミックの絵はこれらのスケッチからさほど離れたものではありません。むしろ、オリジナルを知っている方からしてみたら、映画版の方がビックリだったことでしょう。内容も全然違いますしね。
シーグル氏とダンカン氏は、一週間にわたりMan of Actionのブログでこういったオリジナルのコンセプトアートをアップしました。興味がある方は、是非チェックしてみてくださいね。
[via /Film via io9]
(中川真知子)
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