「日本のゲーミング界に翼をさずける」
そのテーマの元に、今年も熱いゲームトーナメントが開かれます。Red Bullが主催している「Red Bull 5G 2014」は東日本と西日本に分かれてゲームの日本一を決めるゲーマー・オブ・ゲーマーの真剣勝負!
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ゲームと聞いては黙ってられない。我々コタク・ジャパンも、この戦いに挑もうではないか! そして日本を制すのだ!! と、一般と同じ条件でエントリーすることに決めました。
エントリーを行なうにあたって、まず我々が行なったのは綿密なリサーチです。戦いを制するにはそのテーマを理解せねばなりません。そこで注目したのが大会名である「Red Bull 5G」。
「G」、Gとはなんなのだ......?
Global? Google? GODZILLA? Gガンダム? ううむ、イマイチしっくりきません。きっとこのGに大いなるヒントがあるに違いないのです。
G...、G...、Gu...、Gun...、Gunmma! グンマー!
鶴舞う形の群馬県!
そうか! グンマーこと群馬県(GUNMA-KEN)を示す言葉だったのか! 都内まで2時間というアクセスの良さを持ちつつも、秘境として他県から畏怖と敬意をもって崇められ、その土地に住まう者はみな勇猛な戦士であると言われています。
また一部は世界遺産にも認定され観光地としてその頭角を現してきているという、現代のヴァルハラにて、神々に愛されし土地、群馬!
きっと彼の地へ赴けば、この大会を制するヒントを手に入れられるはずです。そして実は我々コタク勢の中にも、このグンマーに住み、ゲームを愛する漢がいるんです。彼を仲間にできれば、この戦いに間違いなく勝てる!
愛しさと切なさと心強さを胸に抱き、9月某日、電車と車を乗り継いて旅の末、遠くへ、遠くへ...。風吹く土地、群馬県へたどり着きます。
たしか...このへんに...。
鍬を入れるその姿はまごうことなき...。
いた! あの剛拳スタイル、間違いありません。「小暮さーん!」
そう、コタクジャパンのライターでありつつ、農業を嗜むキュアコグレことライター小暮氏です。しかし、声をかけるも農作業に集中しているようでなかなか気づいてくれません。
茄子レバーって今見なくなりましたよね。
近づいてみるも、茄子の出来具合を真剣に見つめる小暮氏。ひょっとしてこれは無言で「帰れ」と言われているのか? しかし、次の瞬間! 途方にくれる編集部の目の前で、信じられないことが起こったのです。
しかもAmazon限定モデルだ!
れ、レバーだ! アーケードスティックだ!
一瞬目を離した隙に、いつの間にかその手には茄子ではなく、HORIの「REAL ARCADE Pro3」が握られていたんです。驚きを隠せないコタク編集部。そして...
「茄子レバーは何で廃れたんだろうね。今やアケコンはみなこのレバーだ。なにかそこに意味があるはずなんだ...」
「こ、小暮さん! 実は!」
「...知っている。5Gだろう」
「出場して...。勝ってくださいますか!?」
「俺より、強いやつは出てきたか? いつかこの日が来るだろうと、密かに修行は積んできた......」
意外と重くてツラ目です。
「スティックを背負ったゲーマー腕立て」
米俵でやるとそれっぽいですね。
「スティックを抱えてのゲーマースクワット」
本当に改造するとレギュレーション違反です。
「スティックの改良にも余念はない。僕の仕上がりは完璧だよ。ウルトラストリートファイタIV枠は僕が制する!」
「やった! これで勝ち確だ!」
エントリーはマジネタです。
長々と小芝居にお付き合いくださってありがとうございました。というわけで、コタク・ジャパン勢はウルトラストリートファイターⅣでエントリーしております。なお、「Red Bull 5G」の「5G」の本来の意味は「5ジャンル5ゲーム」でございます。
このグンマーネタの為だけに、コタク編集部はリアルに群馬までロケに来て、小暮に群馬ネタを強要しました。クレイジーですね。
さて、まずは東日本のオンライン予選、10月19日です。なんとか勝てるといいな。なお、使用キャラクターはヒューゴーです。セスとか剛拳とかジュリちゃんに当たらないことを祈りつつ、頑張りたいと思いますよ。
でも......、ひとつ懸念がありまして。
「エントリー受付締切後、選考の上、"出場確定メール"が送られます。」
漏れる可能性も、若干潜んでいます。
(小芝居をさせられた小暮ひさのり&小芝居の為にわざわざ群馬県まで赴いたコタク編集部)
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