【大きな画像や動画はこちら】
『マイティ・ソー』シリーズのロキは、悪役でありながらロキ様と呼ばれるほどの人気を誇っています。そんなロキ様の登場するシーンを『マイティ・ソー』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『アベンジャーズ』から抜粋し、辻褄が合うように編集して2時間以上の長編動画にした人がいるとio9が紹介しています。
ロキ様というキャラクターだけでなく、演技派若手俳優トム・ヒデルストンのファンにもたまらない1本となっていますよ。
この動画のタイトルは『Loki: Brother of Thor』。制作者のLoki Odinsonさんは以下のようにコメントしています。
---------------------------------------
私のゴールは1本の動画でロキというキャラクターを十分に説明することでした。この編集動画には多くの台詞や名場面、見せ場的戦闘シーンが入っていないと不満に感じる人もいるかもしれませんが、それはロキとロキの人間関係に特化したフィルムにしたかった為です。
それだけでなく、ロキという人間を上手く説明出来るのであれば、没シーンであろうと動画に加えました(完全にレンダリングされていなかったりミックスされていないシーンがあるのはそのためです)。そう言った幾つかのシーンは、彼のストーリーと家族関係を伝える上で深みを与えてくれました。
作品を作る上で1番手を焼いたのは、『ソー』の終わりや『アベンジャーズ』の始めを入れることや、ロキが地球にやって来るより前の、追放やテッセラクト(キューブ)への関与を説明することでした。その全てを上手に見せる為に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のシーンを含む様々なカットを編集しました。
この動画は、フラッシュと瞑想に耽る投獄されたロキのシーンで始まります。これは、ロキを演じるトム・ヒルドストンが『ソー』のオーディション用スクリーンテストからの映像を継ぎ合わせています。
このシーンのお陰で、ロキの嫉妬心を上手く表現出来ているのではないでしょうか(『Loki: Brother of Thor』のタイトル通り、この兄弟間の相対を非常に重要視しています)。そして、ロキの夢を邪魔する(であろう)キャラクターがグワッと表れるようにしました。
---------------------------------------
所々つじつまがあっていなかったり、急に物語が進んでいると感じる部分があるかもしれませんが、1本の作品として十分に楽しめるものになっています。『ソー』シリーズのスピンオフ感覚で見ると良いかもしれませんね。
[via io9]
(中川真知子)
関連記事
コメント
コメントを書く