中東のオタクカルチャーが垣間見える「中東コミコン」のレポート映像:コタク・ジャパン・ブロマガ: コタク・ジャパンチャンネル(コタク・ジャパン)

コタクでは既に海外の「コミック・コンベンション（コミコン）」の盛り上がりの様子を何度か紹介していますが、今回紹介するのはドバイで開催された中東最大のポップ・カルチャー・イベント「ミドル・イースト・ムービー・アンド・コミック・コンベンション（MEFCC）」。

中東ならではの光景とちょっと意外な光景を、ニュースサイト「Vocativ」のレポート映像で御覧ください！

カンドゥーラ

コスプレイヤーと並ぶ中東の伝統衣装カンドゥーラを着た人たち

アバヤ

伝統衣装アバヤを身につけた女性もたくさんいる様子

「西洋のコミックに出てくる女性に関しては言いたいことがあるんだ。服装がね......」

「この保守的な国では、どんなキャラでもコスプレできるわけではありません。露出し過ぎなキャラもいますからね」

シルクスペクター

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レポーター「会場にいる間、呼び止められて、何か言われませんでしたか？」

女性「ええ。なんて格好してるんだ、ってね。でも、私は着たいものを自由に着るわ」

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中東テイストなアートがかっこいいコミックが出展されてる！そしてやっぱり、露出が多めなキャラのコスプレはドバイではやり辛いようですが、伝統衣装と組み合わせて楽しむ人もいれば、まったく気にせず自由に楽しんでいる方も結構いるみたい！

女性アーティスト

「人々は息子がアーティストになるよりは、娘がなるほうがいいと考えてるんです」

アメリカで開催されるコミコンとは異なり、アーティスト参加では男性よりも女性の方が多いんだとか。これもかなり意外な感じ。でも、どうやらそれには文化的背景もあるようですね。

ミズ・マーベル

新しいミズ・マーベルはアメリカに住む16歳の少女

「Vocativ」によれば、マーベル・コミックスが今年デビューさせ注目を集めたイスラム教徒のスーパーヒロイン「ミズ・マーベル(4代目)」は、このコンベンションでもかなり大きな話題だった模様。マーベルの役員のC.B.セブルスキもゲストとして参加しています。

オープン

「中東の人々と文化に関しては誤解があるわ。(中略)彼らはとてもオープンなのよ」

中東のコミコンがこんなに熱く盛り上がっているってのは、はじめて知りました。文化的な違いは少しあれど、欧米のコミコンと変わらず皆楽しそうなのがいいですね！

「MEFCC」の公式サイトでは、会場の様子を収めた写真を沢山公開中。映像はアメコミ系中心でしたが、こちらでは日本のマンガ・アニメ関連の出展やコスプレの様子も写っていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

（傭兵ペンギン）

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