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絶叫シーンも時として、笑いに走る。
思わず目を覆う様な過激ゴア描写や恐怖シーンが連続のホラー・スプラッター映画。怖い・気持ち悪いと思いつつも、ついついチラ見したくなるシーンの数々は、人々を魅了してやまない訳ですが...。
世界最大のバイラルメディア「Buzz Feed」では、「The 15 Funniest Horror Films(最もおかしなホラー映画15作)」として、作品の内容もさることながら、笑えるシーン満載の15作品を紹介しています。過去の名作から記憶に新しい作品まで、トレーラーも含めてご覧下さい!
■Jennifer's Body (2009)
学校一の美少女ジェニファーが、悪霊に乗っ取られ男子生徒を食い殺すという憑き物系ホラー。ホラーなのか笑わせたいのか、はたまたは青春映画なのか...。一貫性がないと評価低めの作品でしたが、鮮血描写のバランスは最高とのこと。ジェニファーが勢いよく黒いものを吐き出すシーン、これに尽きます!
■Evil Dead 2 (1987)
サム・ライミ監督の人気作『死霊のはらわたll』。
80年代の作品ではあるものの、そのゴアシーンは秀逸。トレーラー内だけでも、豪快に首は飛ぶし、首なしのままチェンソーを持って追っかけてくるし、飛び出した眼球が勢いよく口に入るしと、笑える事間違いなしです。『死霊のはらわた』といえば、2013年にリメイク版が上映されましたが、早くも続編の制作が始まっているとの事で、こちらも楽しみですね!
■Dead Alive (1992)
ロード・オブ・ザ・リングシリーズのピーター・ジャクソン監督の初期作品。『ブレイン・デッド』という題名でも有名なB級スプラッターの名作。頭が真っ二つになったり、腕が顔を突き抜けたり爽快なシーンがたくさん。撮影には300Lの血のりが使用され、血しぶきがあがりまくります。
■Fright Night (1985)
2012年にリメイク版が3D上映されたこちらの作品。引っ越して来た隣人が吸血鬼でさらわれたガールフレンドを救うために主人公が奮闘すると言う、吸血鬼ものの80年代スタンダードなB級ホラーコメディ。ヴァンパイアはもちろん、狼男や口さけ女までちょっとレトロなモンスターたちにクスッとできますよ。
■Gremlins2 The New Batch (1990)
他の作品と比べるとハードル低め。言わずと知れた『グレムリン』の続編! バラエティに富んだグレムリンの大量発生。若干のホラーシーンと、笑えるカワイイコメディ。前作のオマージュや『ロッキー』などの映画のオマージュ、グレムリンが映画を乗っ取る演出など見所が多い作品。
■Idle Hands (1999)
突然悪魔に取り憑かれた右手の異変に気付く主人公。右手は家族や友達や恋人までを次々と傷つけていく...。日本劇場未公開作品ながら、テンポがよく、バタバタ人が死んでいく明るいスプラッターシーンは高評価。トレーラーで頭に瓶が刺さっている友人は、一度死んだけどゾンビとなって復活したとか。ハチャメチャ設定がいいですね!
■Zombieland [Trailer in Japan](2009)
ゾンビだらけになってしまった世界で生き残ってしまった、ひきこもりの青年コロンバス。
ゲームで培った「ゾンビから生き残るための32のルール」を守る事で、生き延びようとします。ゾンビ映画興行収入全米ナンバー1になったほどの、エンターテイメント感抜群のゾンビ映画。マイルールが立体テキストで浮かび上がったり、コミカル・スタイリッシュな演出も見物。
■TEETH (2007)
凶悪歯の生えた性器を持つ、かたくなに純潔を守り抜こうとする美少女。日本語では、『女性鬼』というダジャレみたいな謎タイトル。しかし、2007年の「サンダース映画祭」で絶賛されており、カルト的ホラーコメディであるものの内容は割と深め。とにもかくにも、男性には痛い映画です。
■Piranha 3D (2010)
アニマル系パニック映画『ピラニア』の3D上映作品。お祭り騒ぎのビーチに、絶滅したと言われるピラニアの先祖がさらに凶暴化した危険種が大量発生。3D映像を生かして、ピラニアの新種が次々と人を襲いまくり、血しぶきとか、目玉とかいろんなものが飛び出す! エログロB級映画の代表格。
■The Lost Boys (1987)
80年代の香り漂う吸血鬼ものホラー。海辺の街サンタ・カーラはいい街である事は確かなのに、なぜか行方不明者が多い。そんな街に引っ越して来た兄弟マイケルとサム。吸血鬼化するマイケルを救うために戦うが、街にはたくさんの吸血鬼がはびこっているというもの。そこまで過激描写はないものの、古きよきホラー映画という印象です。
■Blood Feast (1963)
世界ではらわたを初めて見せた映画。
スプラッター映画の元祖と言われる日本タイトル『血の祝祭日』。次々と女性を殺害し、生け贄として行く簡単なお話。カメラワークなどはお世辞にも上手いとは言えないものの、足は切られ、目はつぶされ頭は割られ、内臓が引きずりだされの延々と続くゴアシーンはなかなか生々しいものがあります。
CGでは作り出せないリアリティさが何とも言えません!
■Hatchet II (2010)
沼に来たツアー客を殺人鬼がぶっ殺す派手なゴア映画『ハチェット』の続編。変わらず血しぶきが上がり、イタイ系スプラッターシーンの数々。顔面ぐちゃぐちゃ、チェンソーで切断、引きずり出した腸で首締めと...怖いを通り越して笑っちゃうくらいの豪快ゴアスラッシャー。
13:Slither (2006)
ナメクジの様な寄生体が出てくるエイリアンもののB級SFホラー『スリザー』。
寄生され、卵を産みつけられブクブクにふくれあがった人とは言えないシーンとか、お腹を割ってエイリアンが飛び出したり、ゾンビ映画さながら人肉を貪り食ったりと、うわっとなるけど明るく笑えちゃう作品。
■Killer Klowns From Outer Space (2006)
サーカステントの宇宙船で、残酷な宇宙人(ピエロ)が人類を滅ぼしにやってきちゃうホラーコメディ『キラークラウン』。ポップでチープでカラフルな個性豊かな殺人ピエロたちに、80年代を彷彿とする音楽もいい感じにマッチしています。影絵が人を食べたり、殺した警官を腹話術の人形にしたり、人肉クリームケーキにしたりと、しっかり人を殺しているのになんだかとってもファンタジー!
■The Stuff (1985)
アイスクリームとエイリアンを織り交ぜた地球侵略系ホラー。
人々を魅了し、食べた人間を洗脳する恐ろしいアイス(と言う名の地球外生命体)「スタッフ」。顔面崩壊したり、のどの奥から思い切り逆流したりのゴア系描写がありながらも、出てくるのは鮮血とかではなく真っ白なアイスだからなんか変!人の中からだけではなく、布団の中からとか所構わず溢れるアイス、笑うしかありません。
以上、おかしな15作品は、いかがでしたでしょうか?
個人的には、タイトルからしてインパクト大の『道化死てるぜ』や、ババアがキモ恐すぎの『スペル』や、出だしの雰囲気から想像できないくらい笑える『ツイてない男』なんかも外せませんが、これから徐々に近づいてくる秋の夜長に、おもしろホラー映画の鑑賞を日課にするのはいかがでしょうか?
映画のお供は、もちろんコレ!
こうなったら、突如身に降り注ぐかもしれない死亡フラグを回避するために、ホラー映画を見て学ぶしかありませんね!
The 15 Funniest Horror Films[Buzz Feed]
(イチカ)
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