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「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」というキャッチフレーズで世の中の主婦の購買欲を刺激しまくった、イギリスの開発・製造会社ダイソン。
数年前には羽の無い扇風機という奇想天外な商品を販売し、これまた「羽を触ってしまうから扇風機の使用は心配」と考えていた小さい子供を持つ親のハートを掴むことに成功しました。
そんなダイソンが、完璧な映画といっても過言ではない傑作『ロボコップ』をオマージュした新製品のティーザー映像を公開したとio9が伝えています。
50人を超えるファンがカオスなリメイクを作るなど、熱狂的な人気のある『ロボコップ』ですが、このようなティーザー映像に使われると、その影響力の大きさを改めて感じますね。
この商品が一体なんなのかはまだ分かっていませんが、『ロボ・コップ』が目を覚ますシーンをオマージュしていることからも、コンピューター・ビジョンを搭載したロボット掃除機なのではないかと予想されています。
今年始め、ダイソンはインペリアル・カレッジ・ロンドンのロボット研究所に500万英ポンド(約8億6000万円)を投じ、人間同様に空間を認識して考えることのできるロボット開発を目的とした、新しい研究施設を設立することを発表しました。9月4日に発売予定の「N223」こそが、その研究の成果なのでしょう。
もし、私たちの予想とは異なり、これがコンピューター・ビジョン付きルンバのような商品でないとしたら、それはそれで面白いことになりそうです。まさかのバトル掃除機の可能性は......ないですよね。
(中川真知子)
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