これは興味深いエントリー。 成人男性の靴ほどの大きさだった携帯電話は、今やポケットに収まるサイズとなり、巨大なサイコロのようだったテレビはピザみたいに薄く大きくなりました。時代とともに電化製品は確実に進歩していっていますよね。 しかし、その一方で「どうしてこうなったし」と言ってしまいそうなプロダクトも生まれています。そうならないために、企画室で新製品について話したりお客様アンケートをとる前に、SF小説を読んでみるってのはどうですか? 詳細は以下より。
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日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください
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ソースにあるこのフレーズに心惹かれた筆者ですが、さもありなん。往年の名作SFは想像力の塊といっても過言ではありません。過去に想像された未来の中には、今のヒントが隠されていることでしょう。 例をあげてみますと、グレッグ・イーガンの『万物理論』には肩に装着させることのできる小型カメラが登場しますが、もしこれが現実にあったら、旅行やサイクリングに行った時に目で見ている光景に近い映像を残すことが可能です。手ブレ補正も素晴らしいですが、手で持つということに拘る必要はないと考えさせられます。 ハインラインの『夏への扉』ではコールドスリープが当たり前の世界。コールドスリープ技術は色んなSF作品で使われていますね。それだけ、過去に想像していた未来予想図ではお約束だった技術とも言えるでしょう。 まだ車は空を飛びませんが、低空飛行するホバーならあります。オーブンレンジにピザを入れて5秒で3倍の大きさ&アツアツになる、ということはありませんが、お湯をいれて30秒で作れるカレーならあります。『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の世界まであと3年ですが、空飛ぶスケボーは難しそうですね。でも、未来キテるって感じしませんか? SF小説には現代社会を形成するヒントが隠されている、筆者はそう思います。スマホで体重チェックというベクトルに開発リソースを割くなとは言いませんが、その商品は本当に世の中を未来へとステージアップさせるものなのかどうか。スマホという波がきてるのは確かですが、何でもクラウドやスマホとかいっちゃうのもどうかなと思う次第。 ソースの記事では興味深い全文を読むことができます。SFから見る現代の未来感というものを考えたとき、電化製品というのはわかりやすいバロメーターですよね。もっと私たちをワクワクさせてくれるような(Siriが発表されたときみたいな!)プロダクトが登場しないかな! 例えば、毎日座る椅子にヘルスメーターの側面を持たせるとかあったら助かるなぁ。欠乏している栄養素なんかも教えてくれて、それを参考にして献立考えたり。SFとは名ばかりの生活家電ですが、こういうのも未来って感じしませんか? 月世界よりも現実的で!
日本の「えらい人」はSF小説に家電製品の未来を見るか [煩悩是道場]
[Amazon.co.jp] (Pic) (ヤマダユウス型)
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