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どうせ襲われるのなら、頑丈で殺傷能力が高い自家用車で移動しましょう!
読者の皆さんは、いつか起こるであろう、人間をゾンビ化してしまう病原菌拡散の時に向けて、食料や武器などを備えておりますでしょうか?
しかしずっと家に篭っているばかりでは、いつかその備蓄の尽きてしまいますよね。そんな事態で目指すべき場所は...そう、ショッピング・モール。ここに行けば長期間生活していける、庶民の強い味方です。
でも、モールに行くには、普通の車じゃ張り付かれたりガラスを割られたりして、ちょっと心許ないですよね。そんな時には自家製の戦車、または装甲車が役に立ちます。
我が身を護るのは自分自身です。非常事態に備えて、ホームメイド戦車を造りましょう。例えば以下でご紹介するさまざまな戦車/装甲車はいかがでしょうか。
■中国人デザイナーによるメガトロン戦車
時として侮れないほどの技術力を発揮するメイド・イン・チャイナ製品。その最強にして最恐のコピーが、こちらのメガトロン戦車です。もう走るだけで轢かれたゾンビは完全に再起不能となりますね。この戦車の後ろには、飛び散った血と死肉の真っ赤な轍が出来ることでしょう。
(via zcool)
■シリアの反逆者たちによる手造りタンク:The Sham II
「戦場に出る前に戦力外通告!? 史上最も「珍妙」な戦車10選」にも登場したこれ。7.62mm銃で武装し、覗き穴がないために、5つのビデオカメラとフラット・スクリーン・TVモニターで周囲を監視するDIY的装甲車です。なんと2.5センチもの厚みを持った装甲で車体を包み、23mmキャノン砲にも耐えられるほどの頑丈さなのだとか。
無骨なスタイルではありますが、内部はちょっと違います。と言うのも、外側に装填したマシンガンの操作は、プレイステーションのゲームパッドを使用するのだそうな...。気分はFPSゲームですね。内部の様子や走っている状態など、以下の動画でご覧ください。
■中国製1/1スケールのロシア戦車レプリカ
ハオ・ジンシーさんと友人が7ヶ月を費やして造ったロシア戦車のレプリカです。掛かった費用は約1250万円で、全長6.2メートル、重量は10トンにもなります。こんな精巧なバトルタンクが手造りできれば、きたるゾンビ・アポカリプスもなんのそのですね。
■メキシコの麻薬組織が造った装甲車
1インチ(2.54センチ)の厚さを持つ鉄板で覆われ、グリルには破城槌、50ミリ砲とグレネード・ランチャーまで備えている。メキシコのハリスコ州で乗り捨てられているのが発見されただけで、実際にどんな抗争で使われたのかは判らないようです。
(via Vívelohoy)
■自由シリア軍の自家製装甲車
シリアの反政府武装組織である自由シリア軍が、割と最近の2013年2月にツイッターに投稿したこちらの写真。前方にいるゾンビたちに対してはかなり強そうです。
عندما يخذلنا العالم // والأنظمة العربية // لن نستسلم // نحن الشعب السوري العريق // قلب العروبه والإسلام النابض pic.twitter.com/PeCm2L5k
— جهازالمخابرات العامة (@alRifai1) 2013, 2月 13
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さらにもう一台。全く別のコンセプトで。
「対ザク用タンク型自走砲」をパクったと言われていますが...?
(via Twitter/alRifai1 and Military Photos)
■ロシアの「ティーガーI」レプリカ本当であればドイツ製の戦車なのですが、こちらはロシアでゼロから造られたレプリカなのだそうです。
つまり完全なロシア製?
ゾンビもたじろぐ重厚感
よじ登られてもお構いなしの外装
モールまで安全な移動をお約束します
(via acidcow)
■ベニヤ板製1/2サイズ・パンツァー機械工業科の学生、ウィル・フォスターさんが自作したという、ベニヤ製の戦車。3サイクルのディーゼル・エンジンを搭載するだけでなく、ペイントボールとゴルフボールを発射します。
殺傷能力も防御力も低いだけでなく、操縦者の頭が出てしまうため、ゾンビだらけの街中ではショッピング・モールどころかコンビニですら行けるか怪しいです。努力は買いますが!
■メキシコで発見されたモンスター・トラックスペイン語で「ロス・モンストルオス」、つまり怪物という意味のこのトライアクセル・トラックはグレネード弾や50ミリ砲をも防ぐ鉄甲を装備しています。
これまで2台がメキシコのカマルゴとチワワ郊外の工場で見つかっており、旋回式砲塔とスナイパー用覗き穴、そして路上にオイルと撒菱をバラ撒くことができる、まるで『チキチキマシン猛レース』のようなガジェットを搭載しています。
ところどころ銃撃された跡が有りますが、トラックそのものは無事ですね。これまたゾンビだらけになった時には、かなり使えそうです。
(via Uproxx)
■また別のメキシカン・ドラッグ・トラックこれらもまた、何処かで破棄された装甲車のようですね。黒くて無骨な感じがたまりませんが、実際にギャング同士の小規模な戦争に使われていたのかと思うと、恐ろしくもあり、頼もしくもあり...。
好きなだけゾンビ轢き放題
全方向に銃撃もできる
こちらはまるで走る要塞
モールどころか世界の果てまで爆走できます
(via Fox News Latino and Alipac)
■リビアの装甲ブルドーザー2011年にリビアで造られたこの反政府軍ブルドーザーは、バリケードや路上に積まれたブロックなどを突破するために生まれました。鋼鉄の走る盾となり、あらゆる障害を粉砕します。
中には4名の銃撃担当員が乗り込み、マシンガン5丁、対戦車砲、ロケット・グレネード・ランチャー、AK47数丁、それにヘルメット一杯分の小型拳銃が積まれています。でもショッピング・モールを破壊して突破しちゃダメですよ!
■息子に贈った人民解放軍の63A式軽戦車四川省綿竹市の31歳農民男性ジアン・リンさんが、息子のために手造りした人民解放軍63A式軽戦車。トラクターのエンジンを流用して制作したこの戦車は、たったの2ヶ月だけで完成し、費用も約65万円ほどとお手軽な感じになっています。
中国の法律では、無許可でこのような車両を造ると10年の禁錮刑になるそうですが、元海兵隊出身だというリンさんならきっと大丈夫だったのでしょう。
ホンモノかニセモノかわかりませんが、搭載した砲塔からは何かしらを発砲することも可能とあって、きたるべきゾンビ・アポカリプスでは少なくとも息子さんだけは生き延びることができそうです。
嬉しそうな父の顔
敬礼!
人口13.5億の国が総ゾンビ化したら、たぶん勝てませんが
(via DamnGeeky)
ということで、クオリティーの高い/低いいろいろありましたが、「io9」で紹介されていた「ゾンビ大量発生時に大活躍しそうなホームメイド戦車の数々」は、これからの世界滅亡時のための脱出方法を制作する参考になりましたでしょうか?パブ「ウィンチェスター」に行くなら自家用車のジャギュア・XJ12で充分ですが、もっと戦車級にガッシリしていないと、万が一ゾンビに張り付かれたり囲まれた時には身動きがとれなくなってしまいますもんね。
もし皆さんも対ゾンビ用ホームメイド戦車を造られましたら、ぜひともコタク・ジャパン編集部までご一報を!
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These Homemade Tanks Are Tough Enough To Survive A Zombie Apocalypse[io9]
(岡本玄介)
コメント
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バイオハザードのだと、タイラント戦車持ち上げてたよね・・・と言っておくw
(ID:38874359)
戦車より防具つくろうず
(ID:23007305)
日本人が作ったAAV7と3号が無い、やり直し