キュアマリンは『ハートキャッチプリキュア!』の登場人物、来海えりかがプリキュアに変身した姿。プリキュアとしては歴代17人目にあたり、シンボルカラーは青になります。決めゼリフは「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」。
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と、こんな事は既にご承知だと思いますので、ここはひとつ海の日にあやかって「キュアマリンの魅力」について語ってみようと思います。僕が一番好きなプリキュア、キュアマリンの魅力を! 海の日にあやかってッ!!
■キュアマリンは清楚ギャップ可愛い
ウェーブした長い髪、ショート丈のドレスのような衣装。見てくれは完全にお嬢様のそれなのですが、その中身は清楚とは真反対の性格です。無鉄砲で無計画、表情の変化もプリキュアシリーズの登場人物中で一番多彩なんじゃないかなと思います。
シリアスシーンでもおちゃらけが許されるプリキュア、自分の欲望に忠実で部屋の掃除のために変身しちゃうプリキュア、顔芸が似合うプリキュア。それがキュアマリンなのです。
それでも、決めるところはバッチリ決めてくれます。仲間がピンチに陥ったときはその逆境を笑い飛ばしてくれる、根拠の無い自信と深い友情でみんなを元気づけてくれる。決して一番手ではないものの、なくてはならない三枚目キャラって感じですね。
また、キュアマリンとして初めて変身した時はキュアブロッサムの戦う姿を見ていたために初実戦にも関わらずその力を制御するという、天性のセンスも見せてくれました。これもファッションで養ったセンスの賜物ではないでしょうか。
■キュアマリンは必殺技可愛い
話題を呼んだ「ブロッサム・おしりパンチ」など、ハートキャッチは必殺技のバリエーションが豊富なシリーズでした。
キュアマリンの基本技は「マリン・シュート」や「マリン・インパクト」ですが、やっぱりアニメOPでも見られた「マリン・ダイナマイト」が一番可愛い。あれだけ崩した表情をしても許されるのはキュアマリンだからなのです。カム着火インフェルノって感じです。
「プリキュア・おでこパンチ」という頭突きもありますが、頭突きで戦うプリキュアって。女児アニメで頭突きって。これもキュアムーンライトさんがやったら『ルーキーズ』みたいな空気になりますが、キュアマリンなら感情の多彩さもあわさって許されるのです。
ちなみにキュアマリンは同年代のプリキュアの中でも一番背が低い設定になっています。体格の差を埋めるべく奮闘するその姿、心が打たれずにはいられません。要するにちっちゃくて可愛い。
■キュアマリンは駄目な子可愛い
歴代、というかキュアマリンを除くほとんどのプリキュアは基本的に良い子です。真面目です。キュアマリンはどっちかというと不真面目寄りでだらーんとしています。
変身前の来海えりかの話になっちゃいますが、欲望に忠実、喜怒哀楽のメリハリが激しい、遠慮が無いという、いわゆるうざかわいい要素に充ち満ちています。うざかわいいプリキュア、良いじゃない。
そのくせ、ファッションには常に気を遣っていたり意外と早起きだったり(キュアブロッサムであるつぼみを起こすシーンが多々ある)、ファッション部の部長として強い責任感も持っています。
一見駄目な子、でも内面はとても暖かいこころの種を持っており、それがキュアマリンの力にも繋がっているんじゃないかと思います。キュアマリンが真面目だったらつまらない!「やるっしゅ!」とか言わない気がするんです!
「宿題なんてやらなければいい」という敵の言葉に心がぐらついたりする一面もありますが、そういうくだけた演出が許されるのもキュアマリンのキャラクターならでは。お笑い要素もありつつ、乙女としての繊細なこころも持っているキュアマリンはプリキュアさいかわです!
©ABC・東映アニメーション
Cure Marine[deviantArt]
Heartcatch Precure: Marine[deviantArt]
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(ヤマダユウス型)
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