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文字通りロボットの母である「マリア」以降、SF映画に登場したロボットは数知れません。そんなSF映画のロボット、87年の歴史を駆け足でたどる映像作品が『Robots in Film』です。
観たことのある映画から知らない映画まで、きっとなにかの出会いがあると思います。
この動画を制作したのは、映画評論家でありブロガーでもあるマイケル・ミラソールさん。フィリピンを中心に活躍し、マニラ・タイムズでも評論活動を送っているというミラソールさんは、約5分で映画に登場したロボットをさまざまに登場させる映像ツアーを作り出しました。
動画に登場する作品のリストは、以下のようになっています。なお、年代順ではなく登場順となっています。ご参考までに。
2008年：『ウォーリー』より「WALL・E」
1927年：『メトロポリス』より「マリア」
1939年：『オズの魔法使い』より「ブリキ男」
1956年：『禁断の惑星』より「ロビー・ザ・ロボット」
1951年：『地球の静止する日』より「ゴート」
2008年：『地球が静止する日』より「ゴート」
1963年：『鉄腕アトム』より「アトム」
2009年：『ATOM』より「アトム」
1965年：『ビキニマシン』より「フェムボット」
1997年：『オースティン・パワーズ』より「フェムボット」
1968年：『2001年宇宙の旅』より「HAL 9000」
1971年：『THX 1138』より「アンドロイド・ポリス」
1972年：『サイレント・ランニング』より「ヒューイ & デューイ」
1973年：『ウエストワールド』より「銃の男（ガンスリンガー）」
1985年：『ときめきサイエンス』より「リサ」
1975年：『ステップフォードの妻たち』より「ジョアンナ」
2004年：『ステップフォード・ワイフ』より「ジョアンナ」
1977年：『スター・ウォーズ エピソード4／新たなる希望』より「C-3PO & R2-D2」
1980年：『スター・ウォーズ エピソード5／帝国の逆襲』より「AT-AT」
1979年：『エイリアン』より「アッシュ」
1986年：『エイリアン2』より「ビショップ」
1979年：『ブラックホール』より「V.I.N.CENT & マクシミリアン」
1996年：『スタートレック ファーストコンタクト』より「データ & ボーグ」
1982年：『ブレードランナー』より「プリス、レイチェル、バッティ、デッカード」
1991年：『ターミネーター2』より「T-800 & T-1000」
2003年：『ターミネーター3』より「T-X」
1987年：『ロボコップ』より「ロボコップ」
2014年：『ロボコップ（リブート版）』より「ロボコップ」
1984年：『未来警察』より「Spiders」
2002年：『マイノリティ・リポート』より「Spyders」
1987年：『ニューヨーク東8番街の奇跡』より「Fix-Its」
1986年：『トランスフォーマー ザ・ムービー』より「コンボイ（オプティマス・プライム）』
2007年：『トランスフォーマー』より「オプティマス・プライム」
2004年：『Mr.インクレディブル』より「オムニドロイド」
2005年：『宇宙戦争』より「トライポッド」
1941年：『メカニカル・モンスターズ（TVシリーズ『スーパーマン』）』より「ロボット」
2004年：『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』より「ロボット」
2008年：『ヘルボーイ／ゴールデン・アーミー』より「ゴールデン・アーミー」
2003年：『マトリックス レボリューションズ』より「センチネル」
1999年：『アイアン・ジャイアント』より「アイアン・ジャイアント」
2013年：『パシフィック・リム』より「イェーガー 」
1986年：『天空の城ラピュタ』より「ロボット」
1995年：『GHOST IN THE SHELL／攻殻機動隊』より「草薙素子」
1985年：『ダリル D.A.R.Y.L.』より「ダリル」
2001年：『A.I.』より「デイビッド」
2008年：『ウォーリー』より「EVE」
『メトロポリス』のマリアに始まり、リメイク作品との比較や、ミラソールさんの視点による独自の対象化も行われていますね。
SF映画の100年を4分でたどるスーパーカットではSF映画の歴史を一覧することができましたが、今回の動画ではロボットという視点で映画を振り返ることができます。
この先の映画ではどのようなロボットが登場し、私たちの目を楽しませてくれるのでしょうか？ 人体の機械化から、より進化した存在に至るまで、ロボットはこれからも観る者に奔放な想像力を与えてくれるに違いありません。
Robots in Film ［Vimeo］
（キネコ）
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