最近の実写映画ではクリヘム先生ことクリス・ヘムズワースが演じたアメコミ・ヒーロー「ソー」が、10月から始まるコミックの新シリーズで、なんと女性になることが明らかになりました。
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まず簡単に今までの「ソー」の設定をおさらい。
「ソー」ことソー・オーディンソンは、その名の通りアスガルドの神々の王オーディンの息子で、高潔な心を持つ者だけが持ち上げられる魔法のハンマー「ムジョルニア」を持ち、そのパワーで空を飛んだり雷を起こしたりできるスーパーヒーロー。アベンジャーズの創設メンバーで「アイアンマン」、「キャプテン・アメリカ」と並び「ビッグ3」と称される。
そして、今回「ソー」が女性になることを、マーベル公式サイトで明らかにしました。「女性になる」といっても、女体化するとかいうわけではなく、ムジョルニアの持ち主がソー・オーディンソンから女性に移り、その女性がムジョルニアを持つことでヒロイン「ソー」となるということのようです。
雑な表現にはなりますが、中の人が変わったってことです。
その女性の正体は今のところは不明。Comic Book Resourcesの報じるところによれば、過去にヒーロー「ソー」に助けられたことのある女性で、とのことですが、おなじみのキャラかも知れませんし、未登場の新キャラかもしれません。
もしかしたら「ソー・ガール」(ソーと似たようなパワーを持つアスガルドから来たスーパーヒロイン)? もしくは、最近アメコミ『スポーン』の世界からマーベルの世界に移ってきて、コミック版『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』に登場し、最近のストーリーラインで実はオーディンの娘でソーとロキの妹であることが判明した「アンジェラ」とか!?
では、今まで世界を何度も救ってくれた我らがソー・オーディンソンがどうなったのかというと、何らかの理由で「ムジョルニア」を持つに値しない男になってしまったようです。左手がメタリックな義手になっているようですが、何が起こったのかはこちらもまだ不明。でも、この姿もかっこいいな!
ちなみに、「ビッグ3」の他の2人にも大事件が起ると予告されており、「キャプテン・アメリカ」は老人化(杖をついてる老人がスティーブ・ロジャース)して別人(もしかして「ファルコン」?)に交代するようです。「アイアンマン」はトニー・スタークのままのようですが......何が起るやら!
もしかしてもしかすると、実写映画版が今後女性「ソー」に交代する可能性もあるかも!? とにかく気になる「ソー」の新シリーズ第1号は2014年10月発売予定。まだ予約始まっていないようですが、お買い求めは、紙版だったら「豆魚雷」や「ブリスター」などアメコミ取扱店、電子版なら「ComiXology」でどうぞ。
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(傭兵ペンギン)
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