近年メディアでも取り上げられ問題視されているインターネットへの依存。
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ここ数年では、中国政府もネットへの中毒を「なおす」ことができるよう努めており、ネット依存症は精神疾患として捉えられているようです。
そんなこんなでしばらく前から人気なのが、軍隊のブートキャンプ式に厳しく規律正しい生活を送らせることでネット依存症を更生させるというネット依存症更生ブートキャンプ。CRIが報じるところによれば、中国には約250もの軍隊式ネット依存症更生キャンプが存在するそうです。
子供を心配する親によってネット依存症更生キャンプに送られた子どもたちの生活はどんな感じでしょうか? ブートキャンプの中を覗いてみましょう。
うーん、「学好弟子規故好中国人」? Google先生によれば「それは、学生のために中国語を勉強する良いです」。...良いんじゃないでしょうか。
きっとコンクリートも冷たいに違いありませんが、腕立てを続ければ体も心もぽっかぽか。ネット依存症も克服できるに違いありません。
なんだかミリタリー系のRPGでもやっている気分になりそうです。このブートキャンプには残念ながらヘムズワース教官は見当たりません。
うん、バンドを組んで有名になればきっとどんな依存症からも更生できる。うん。セックス・ドラッグ・アンド・ロックンロールできっとだいじょうぶ。
「研究のため」だそうですけど、また中毒にならないかどうかとかスキャンしてるんでしょうか。脳みそは素敵な虹色。
ただ、いくら子供のネット依存が自分の手に負えないからといって、いきなり軍隊式の更生施設に子供をぶっ込んでもうまくいくとは限りません。中国のブートキャンプ式ネット依存症更生キャンプでは、2010年にはキャンプから大脱走した話がありましたし、2012年は逃げ出すために自殺を図ろうとした14歳の話もありました。
ちなみに韓国のネット依存症更生ブートキャンプはこんな感じです。また、韓国では薬物療法でネット依存症を治す試みもあるようです。
「もしかしたら自分、インターネット中毒かもしれない...」という方は、CollegeHumorの動画で自分に挑戦してみるのもいいかもしれませんし、マイク・タイソンさんに手伝ってもらうのもいいかもしれません。
The Redemption Road for Internet Addicted Teens [CRI via Kotaku]
(abcxyz)
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