コメディー動画でお馴染み、CollegeHumore。
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いつもはバカバカしい笑いに満ち溢れた彼らの動画ですが、今回はいつになく真面目で、インターネット、スマホ、ソーシャルメディアで注意散漫となった現代人に対しての皮肉をたっぷり込めつつも、こうしてネットをしている間にあなたの人生から失われていっている大切なことに気づかせてくれる動画を公開しました。
たった3分の動画ですが、あなたは最後までチートせずに見終えることができるでしょうか？
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この動画が最後まで見ることが、果たしてあなたに出来るでしょうか？ 見れるかどうか挑戦です。スキップするのもなし、ポーズするのもなし、別のタブを開いてこの動画をバックグラウンドで再生したままにするのもなし。
ただ座って、この3分間のネット動画を見るだけ。フッ。難しいでしょう？ つまらなくなってきて、インターネットで気を一瞬でも紛らわしたいと頭蓋骨の中の脳みそが疼いてくる。今のところはなんとかやってますが、本当はあなたは恐怖を感じている。最後にこうやって集中したのはだいぶ前のこと、もう集中なんてできるかどうか怪しいもんだ。
それにこの動画のつまらないことといったらないですよね。もしかしたら、動画の最後になにかご褒美でもあるかも？ 2分50秒辺りで、なにか数フレーム分のおもしろいメッセージでもあるかもしれない、最後まで見たらそれが見れるかもしれない、なんて思っているかもしれませんね。
フッ。きっとあなたは動画進行バーの上をマウスでなぞってそれを確認したことでしょう。でもそんなものはありません。ジョークはなし。ご褒美もなし。あなたとこの動画だけ。これを見るか、見ないか、それだけ。あなたにこの動画が見れるでしょうか？
でもそれを妨げるものはどんどん増えていきます。［バイブ］今のはメール。［バイブ］今のはインスタグラムの新しい投稿。［バイブ］今のはツイッターで死んだセレブ。もしかしたらシャックかも。誰もがシャックの死をツイートしてるのに、あなただけそれを知らないのかも。それでもあなた、じっとしていられます？
...
今のは10秒。
でも1年ぐらいに感じたでしょう。ここ10年間の絶え間ないエンターテイメントが、あなたを精神的にヤワにして太らせ、今やたった10秒の退屈も耐え難く感じるようになってしまった。なんと悲しいことか。
子供の頃のことを覚えてますか？ 1時間ただ岩を登るアリを見つめていることだってできた。ある午後、図書館で本を見つけ、その本に没頭するあまり一日で読み終えた日もあった。それを最後に経験したのはいつでしたか？
事実はこういうこと、今のあなたは弱くなっている。あなたの人生についた贅肉を削ぎ落とすのは注意力という名のメス。でもあなたはインターネットにそれを奪われた。
今は何を経験するか自分で選ぶ代わりに、あなたが好きでもないコンテンツに満ちたタブからタブへと漂っていく。食べても食べても空腹を満たすことのできない幽霊のように。
あなたの人生は、自らの指の間からこぼれ落ちていっているのに、あなたはそれを止めようとはしていない。しかしこの動画を最後まで見れば、もしあなた自らが、この180秒間を座って退屈して過ごすという「選択」をすれば、それはあなたの人生に再生不可能な貴重な資源をもう一度取り戻すための最初のステップとなるのです。それはあなたの「時間」。
3分ほど前、私はあなたにこの動画を見れるかどうか挑戦した。もうすぐその挑戦は終わる。あなたがそれに成功したにせよ失敗したにせよ、その違いを知るのはあなた自身。どちらにせよ、挑戦はこれで終わり。あなたの残りの人生で何をするか決めるためには、自らに挑戦しなければいけません。
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皆さんは最後まで見ることが出来ましたでしょうか？ 人々の注意力が散漫になってきたとか言われて久しいですが、それを変えることができるのも自分自身だけ。今年の夏は自分に挑戦する夏にしたいですね。
（abcxyz）
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