あんたいつまでもピコピコやってんじゃないの!って、ファミコン世代(30代~40代)はみんな怒られましたよね。しまいにはACアダプターを隠されちゃったことも。
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その世代の心にきっとドストライクな動画をどうぞ。
ファミコンにキーボードやシーケンサーに接続し「ファミコン」を音源として演奏するというユニークなバンド「NES BAND」によるドラゴンクエスト1メドレー。会話音などもちゃんと再現されており、ゲームシーンが思わず頭に浮かびます。
「ゆうべは おたのしみでしたね」
まで再現されているところに感動を覚えました。英雄色を好む。というよりも、今思えば初期ドラクエは少ないデータの中に作者・堀井雄二の遊び心が詰まっていた気がします。
なお、この動画は2014年6月7日に行なわれたライブを収録したもの。同日に行なわれた演奏としてはファイファン3のエンディングテーマなども演奏されています。
この他にもNES BANDの公式ページにはさまざまな過去の演奏動画が掲載されているので、ぜひそちらも合わせて御覧ください。
ドラクエ3とかも懐かしくて涙が出ちゃう。
かつてファミっ子だった僕らは、ひょっとしたら死ぬまでこのピコピコ音に魅了され、支配され続けるのかもしれません。しかし、現代まで続くゲーム文化の生き証人として、僕はそれを誇りに思います。
放課後から始まるもうひとつの冒険は、いまもこの胸に。
[NES BAND]
(小暮ひさのり)
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