サーカスで見かけるような、巨大なフラフープの中に人が入り、その場でスピンしたり、環状にグルーっと軌跡を描いたりするこの輪っか大道芸。名前をシール・ウィール(Cyr wheel)、またはモノ・ウィールと呼びます。
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台湾にお住まいのアイザック・ホウさんによる、シール・ウィールのパフォーマンスがスゴ過ぎるとして今話題になっているようなんです。早速ホウさんによるパフォーマンス動画を4つほどご用意しましたので、順にご覧ください。くれぐれも目を回さないように...。
この動画は、友人を訪ねて台湾に来た時に、たまたまホウさんのパフォーマンスに出くわしたヴィクターさんによって撮られたものです。ヴィクターさんは「世界中あちこち旅していても、こんなのは初めてみたよ」とおっしゃっていました。
こちらは多分、上の動画と同じショッピング・モールのような場所でのパフォーマンスですね。それにしても、鋼のような肉体をされています。自然と鍛えられてしまうのでしょうか?
そしてシール・ウィールだけでなく、水晶球を使ったパントマイム的なパフォーマンスも出来てしまうホウさん。
最後のは優雅な動きと音楽でイメージ・ビデオのようでしたが、これはYouTubeで動画を紹介するグループ「Kuma Films」によって撮られたものです。彼らは世界中を飛び回り、各地に眠っているユニークでスゴい技を持った人たちを紹介しています。ホウさんはバッチリ彼らのコンセプトに合う方だったんですね。
さて、ホウさんは台湾市から雇われている、プロの大道芸人なのだそうで、TAIPEI TIMESで書かれている記事によりますと、シール・ウィールの大道芸人は、台湾でホウさんただ1人だそうです。最近では火のついたトーチでのジャグリングも始めたそうですよ。
そしてホウさんは若い頃に世界中を巡った末、2005年に台湾で落ち着くことに。台湾なら路上でのパフォーマンスも、個人的なイベントも出来るからというのが大きな決め手となったようです。
Lord of the Ring [Kuma Films@YouTube via Kotaku]
(岡本玄介)
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