以来、無数のSF映画が生み出され、観る者に様々な刺激を与え続けてきました。そうしたSF映画100余年の歴史を、主要な映画の映像を抽出しながら、たった4分の映像にまとめあげた作品が『Sci-Fi: since 1902』です。
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一世紀を越えるSF映画の軌跡を、4分間でたどる映像体験。ぜひお楽しみください。
この魅力的なモンタージュ動画を制作したのは、「60fotogramas」を主宰するシネマ・ブロガーのIban Corominasさん。動画に収録されたSF映画は全62作品となっていますが、登場した映画のリストを以下にまとめておきましたので、ご参考にしてください。
なお、リストは年代順に基づいており、必ずしも登場順ではありません。
1902:『月世界旅行』
1927:『メトロポリス』
1929:『月世界の女』
1931:『フランケンシュタイン』
1933:『透明人間』
1936:『悪魔の人形』
1951:『地球の静止する日』
1953:『宇宙戦争』
1956:『禁断の惑星』
1956:『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』
1957:『縮みゆく人間』
1960:『タイムマシン』
1960:『未知空間の恐怖 光る眼』
1966:『華氏451』
1968:『2001年宇宙の旅』
1968:『猿の惑星』
1971:『時計じかけのオレンジ』
1972:『惑星ソラリス』
1973:『ファンタスティック・プラネット』
1974:『ソイレント・グリーン』
1977:『未知との遭遇』
1977:『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
1979:『エイリアン』
1979:『ストーカー』
1980:『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
1982:『ブレードランナー』
1982:『E.T.』
1982:『遊星からの物体X』
1982:『トロン』
1984:『ターミネーター』
1985:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
1985:『未来世紀ブラジル』
1986:『ザ・フライ』
1987:『プレデター』
1987:『ロボコップ』
1988:『AKIRA』
1989:『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』
1990:『トータル・リコール』
1991:『ターミネーター2』
1993:『ジュラシック・パーク』
1995:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』
1995:『12モンキーズ』
1997:『オープン・ユア・アイズ』
1997:『キューブ』
1997:『ガタカ』
1997:『フィフス・エレメント』
1999:『マトリックス』
1999:『マルコヴィッチの穴』
2001:『ドニー・ダーコ』
2002:『マイノリティ・リポート』
2005:『Vフォー・ヴェンデッタ』
2006:『トゥモロー・ワールド』
2008:『ウォーリー』
2009:『アバター』
2009:『第9地区』
2009:『月に囚われた男』
2009:『ウォッチメン』
2010:『インセプション』
2011:『SUPER8/スーパーエイト』
2013:『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
2013:『ゼロ・グラビティ』
2013:『her/世界でひとつの彼女(音声のみ)』
公開間近の『her/世界でひとつの彼女』も含まれていますね。こうして眺めていると、時代の節々にSF映画の転換期を象徴する映画が生み出されていることに改めて気付かされます。
メリエスの『月世界旅行』から数えて、すでに110余年。これからの100年は、どのようなSF映画が生み出されていくのでしょうか? ますますSF映画の未来が楽しみになってきました。
Sci-Fi: since 1902 to the present[YouTube]
Las 62 mejores películas de ciencia ficción, "Sci-Fi: Since 1902″[60fotogramas.com]
(キネコ)
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