1980年代、中国では国民全員が『スター・ウォーズ』を見られるわけではありませんでした。しかし、『スター・ウォーズ』の漫画なら誰でも読む事が出来たのです。ただ、その内容は、私達が知っている『SW』とは微妙に違うようです...。
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今日は、io9が紹介する歴史学者のマギー・グリーネ氏所有の中国の漫画版『スター・ウォーズ』をご覧頂きたいと思います。

では、以下から中国版漫画のギャラリーと詳細をどうぞ。

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1950年代と1960年代の出版物を所有していることに加え、(西洋のコミックブックとは異なるフォーマットの)中国の漫画もコレクションしています。1980年代に広州の出版社が、流行の西洋映画を漫画化していたのは容易に想像出来る事でしょう。


当時、『スター・ウォーズ』はアメリカで3年前、香港では1年前に公開されていました。しかし、漫画版を見る限り、アーティストが必ずしも映画のストーリーを忠実に漫画に落とし込んでいたわけではないと言うことが分かります。


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ケネディ宇宙センターを攻撃だ!

ダースベイダーの目論見はいったい...。


ダースベイダーのターゲットがケネディ宇宙センターっていうのが凄いですね。確かに、『スター・ウォーズ』には宇宙や銀河や惑星が出てきますが、だからってケネディ宇宙センターを攻撃するっていうのは...、急に規模がちっちゃくなっています。

それに、普通の家のダイニングで食事をとっていたり、オビ・ワン・ケノービの家の暖簾らしき物体に「J&B」という謎のロゴがデカデカと掲げられています。

この漫画をもっと楽しみたい人は、グリーネさんのサイトをチェックしてみて下さい。もっと沢山のスキャン画像を見る事が出来ますよ。


The Chinese Comic Book Version of Star Wars Is Dazzling, Baffling[via io9]

中川真知子

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