ソビエト・ロシアは未来に生きてんな(過去形)
未来の兵器といったらレーザーですよね。SF作品では定番。「007 ゴールドフィンガー」では主人公のジェームス・ボンドが、レーザーで股間を焼かれそうになるシーンがありましたが、とにかくレーザーってのは男の夢なんです。
そんな男の夢を、冷戦期のソビエト連邦は戦車に搭載し、実戦に投入しようとしました。今回はそんなソ連のレーザー戦車「1K17」をご紹介します。早速以下から写真をご覧ください。
無骨な感じがかっこいい。写真の「1K17」の搭載するレーザーは直接目標を破壊するものではなく、レーザー照射によって戦闘機センサー類や人間の視覚を損傷させ、無力化する目的のもの。個人的にはレーザーで敵の戦車を焼き切るくらいの兵器を期待していましたが、これが現実なんですよね。
「1K17」の試作車両は1990年に完成して、様々なテストが行われていたようですが、ソ連崩壊に伴い、計画は中止されてしまったとのこと。現在はモスクワ近郊のの「軍事技術博物館」で展示されているようです。お近くにお住まいの方は(いるかどうかわかりませんが)、一度見学に行ってみてはいかが。
こういう未来兵器を見ていると、『Call of Duty Black Ops 2』や『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』がやりたくなってきますね。どちらも発売が楽しみ。出来ればレーザー兵器があるといいですね。ぜひとも戦車を真っ二つに出来るレーザー兵器で戦いたい!
ソビエトの夢! 旧ソ連の未来兵器、レーザー戦車「1K17」[Kotaku Japan]
Star Wars Laser Machines of the Soviet Past[English Russia via カラパイア]
(傭兵ペンギン)
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