画像がリアル過ぎると、逆に上手くいかないのだとか? 

普通だったら、1台で満足してしまうであろうKinect。


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これを中心点から2メートル離して、真正面と両サイドで正三角形を作るように3台セットアップするだけで、より立体的に人物を捉えることができるようです。

その仮想空間の中にオフィスを作り、Oculus Riftで覗くとそこには...アナタだけの空間が広がるというから、どんな部屋にしようかと、夢まで広がっちゃいますね。

この技術はまだ開発途中のようですが、動画では一応、その全容が判るようになっています。でも開発が途中だからこそ、判明したこともあるようです。それは意外な、あの現象との関係性でした。



ヴァーチャル空間なのに、本能的に机の足を避けようとしてしまうのだとか。

もしも複数名がこの部屋に集まれば、魔法みたいな会議やプレゼンができるかもしれませんね。気に食わない上司には、かめはめ波をお見舞いしてやることも可能かと。

さてこの技術、機材だけ揃えれば良いってモンではなく、裏で色んな設定が必要です。そして開発者であるokreylosさんのブログに書かれたコメントには、完成させるためには思いもしない現象が関係しているではないか? と考察しています。

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わたしは生のライヴ3Dビデオを、ツルっとした質感を持つヴァーチャル3Dモデルのオフィスに埋め込もうと考えました。


何年も前にはとても解像度が低く、ホログラフっぽいアバターを作り出したことがあります。にもかかわらずその動きはとてもリアルで、それだけでなく既に存在していた高解像度のモーション・キャプチャーよりも、さらにリアリスティックなアバターだったのです。


それは何か、「不気味の谷現象」と関係があるに違いないと思うのですが、高画質でもちゃんと動かないアバターよりも、ボヤけた3Dビデオでちゃんと動いていたほうが、人の脳ミソがソレらしく信じてしまうのかもしれません。


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3D Video Capture with Three Kinects [YouTube via Kotaku

岡本玄介

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/05/three-kinects-and-an-oculus-rift-make-one-glitchy-virtual.html