珍妙な「間」と、奇妙に個性的なキャラクターたちが織り成す日常のような非日常を描くのが得意なウェス・アンダーソン監督。
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『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』や『ダージリン急行』など、彼がメガホンを取った作品をご覧になれば、きっとその虜になるに違いありません。

今回は、コメディーやパロディー動画をお届けしているYouTubeチャンネル「Nacho Punch」が、「もしウェス・アンダーソンがポルノを監督したら?」という動画を公開しましたので、その独特な雰囲気にニヤリとしてみましょう。

残念ながら(?)エッチな要素はほとんどありませんので、職場での閲覧でも大丈夫です。ではどうぞ! 



巨根で候。

登場人物は、家族代々デカチンの持ち主であるというセバスチャン。彼は宅配ピッツァのデリバリー・ボーイを仕事としてます。


大きなセバスチャンをもつセバスチャン

セバスチャン


ある日セバスチャンが部屋番号「69」号室にピッツァを届けに行くと、ドアにはメモ書きが...。


ピッツァ配達の人へ、

読んでの通り、ドアに鍵をかけていません。

中にキテください。

とあるので、そのまま室内へ。

双眼鏡からよく見える?

双眼鏡でチェック中のヴァイオレット


どういうわけなのか、双眼鏡を持って彼を待ち構えていたのは、最近両親から仕送りをストップされてしまったヴァイオレット。「誰かピッツァを頼みましたか?」とセバスチャン。

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えぇ、頼んだけど...お金がないの。 
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ここでふたりは、声に出さなくても双方ともに合意があることを悟ります。

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私のテントに入らない? 
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「小さいテントだね。」、「ふたりとも入るかしら?」、「確かめてみよう」...という表面上の会話があるものの、ヴァイオレットはコンドームとローション(無香)、それにベンワ・ボール(りんの玉)、ピンクのファー付きカフス、ジョニー・レパードの1972年ヒット・レコードといった、セクスィーな小道具をアレコレ用意していたのです。

タイトルの通り、「特大ソーセージ・ピッツァ」を楽しむことになったふたりですが...ラストはご覧になった通りでした。


フィニッシュ!

今出ました...!!


そこで登場したのが、パイプ漏れを直しに来たおしゃべりな配管工。さてこれで、セバスチャンのれるパイプのトラブルは解決するのでしょうか? 

と言う事でなるほど、確かに独特なシュールさがウェス・アンダーソン節って感じですね。たとえポルノになったとしても、彼が撮る作品は地味に笑えるものになるに違いありあません。


Here's What Would Happen If Wes Anderson Directed a Porno[JEZEBEL]

岡本玄介

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/05/if-wes-anderson-directed-a-porn.html