まさに、作れないものは何もない? ブロックで思ったものをなんでも作れちゃう『マインクラフト』が世界中のゲーマーの間で大人気となったことは言うまでもありませんが、なんと国連も興味を持っているようです。 『マインクラフト』製作元のMojangは、国際連合人間居住計画(国連ハビタット)とのコラボレーション「Block by Block」(ブロック・バイ・ブロック)を発表しました。 詳細は以下より。
 
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『マインクラフト』をアーバンプランニングのツールとして使おうというこのプログラム、現地の若者たちにもその意思決定に関わってもらいたいとのことで「プランナーと意思決定者たちに、将来の町の姿を見せる機会となる」と語られています。 言い換えれば、デザイナーたちがある地域の改造計画を実行に移す前に、現地に実際に住む若者たちがデジタル版を見て作り直し、国連ハビタットに対して自分たちはどうしたほうがいいと思っているのか何を求めているのかを訴えることが可能になるようです。 ---------------------------------------
MegaX50:きっと町の境界線地域とか堀にはクリーパーが配置されるんだろうな。
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そんなのも面白いですけどね。市長の銅像がいつの間にか『マインクラフト』スタイルになってたりとか。 この「Block by Block」の最初のプロジェクトは、ケニアのナイロビを舞台にしており、すでにプランニング中とのこと。今回のトップ画像もソレ(『マインクラフト』化された地域写真のフルバージョンこちらで見れます)。このナイロビのプロジェクトでは、2016年までに300の居住空間を再建することを目指しているようです。 それにしても、誰もが知ってる人気ゲームを使って、より地域住民が簡単にプロジェクトに意見を出せるようになるっていうのは、すごい時代になって来ましたね。
Mojang and UN presents: Block by Block [Mojang via Kotaku] (abcxyz)
RSS情報:http://www.kotaku.jp/2012/09/mojang_and_un_presents_block_by_block.html