io9が、アルフォンソ・キュアロン監督のアカデミー賞受賞作『ゼロ・グラビティ』の没ポスターを紹介しました。同作のVFXとポスター制作を担当したフレームストア社が公開したものですが、どれもこれも映画の内容を鮮明に伝えるもので、中には見ているとゾクゾクと怖くなってくるようなものまで...。
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宇宙でのバンジージャンプよろしくサンドラ・ブロックが宙吊りになっているのが怖い...。没になった作品の多くが、爆発による衝撃と、それによって飛ばされたサンドラ・ブロックを描いていますね。これらのポスターだと絶望感ばかりが強調されている気がします。
ちなみに、公式のポスターとして採用された案は、事故の場面は控えめに、サンドラが衝撃で吹き飛ばされた瞬間を横のアングルから捕らえたもの。
地球の陰から、絶望的な状況の中にも希望があることを表現しているのであろう光が強く差し込んでいるもので、映画のストーリー全てが詰め込まれています。(ギャラリー10番目のポスターは公式のものと同じに見えますが、よく見ると太陽の大きさや地球の輝き方に差があります)
そうやって採用案と没案を比較して見ると、どうして没になってしまったのか納得がいくような気がしますよね。
[via Framestore Blog via io9]
(中川真知子)
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