ゴーカートに乗りたい? じゃあ父さんが作ってあげよう! ......レゴで。 レゴ・マインドストーム、皆さん覚えておられますでしょうか。モーターやギア、マイクロプロセッサーつきの「インテリジェントブロック」などがついた、「進化したレゴ」とでも言うんでしょうか。DIY界では有名で、Kotaku Japanでも「実績ゲットロボ」として取り上げています。 そんなレゴ・マインドストームを使って、ほんとに乗れちゃうゴーカートを作っちゃったのがエリック・スティーンストラさんです。そのすごすぎる全貌は以下より。
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普段はでっかいリモコントラックとか戦車とかを作っておられるスティーンストラさん。何を思い立ったのか、そんな彼が作ったのは、40キロの子供を乗せて走れるレゴ・ゴーカートです。当たり前のようにハンドル操作もできますし、ヘッドライトもテールランプも機能します。そしてこれ、全部が「レゴテクニック」サイズの小さな部品からできているとのこと。車輪も車体も全部です。 このゴーカートの詳細はあまり明かされていないものの、製作過程の写真はいくらか掲載されています。どうやら12の小さなモーターが、複雑にギアの組まれた部品が各車輪の横についているようです。また、前輪には独立したステアリングアクチュエーターがある模様。 ゴーカートのコントロールには、少なくとも4つのNXTインテリジェントブロックが使われているようで、もしかしたら各車輪につきひとつ、そのうちふたつは駆動用、ふたつはステアリング用、なんていう役割分担がなされているかもしれません。バッテリーユニットはシャーシ内、シートの中にあるとのこと。機械的に連動した部品は見られませんから、電子制御システム方式で走っているようです。実際に走るとこんなかんじ。
さすがにスピードは出なさそうですが... ---------------------------------------
Aaron Benninger:それでもパストール・マルドナードに運転させたらこうなるからやめたほうがいいぞ。
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それにしてもここまで素晴らしく、かつクレイジーなプロジェクトはなかなかありませんよね。「こんなの可能だろうか?」なんて考えることはあっても、実際問題実行には移さない類のアイデアです。でもスティーンストラさんがそれをやってくれたお陰で、不可能ではないということがわかり、息子さんは世界唯一のレゴ・ゴーカートに乗ることができました。 皆さんもこんなクレイジーなプロジェクトに挑戦してみたら、是非教えて下さいね!
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