セサミ・ストリートのキャラクターたちが、多くの感動を呼んだ2012年公開の『レ・ミゼラブル』のパロディをJezebelが紹介中です。1度の過ちで過酷な運命を背負うこととなったジャン・ヴァルジャンを演じているのは、クッキーモンスター。クッキーに目がない彼ですが、一体どんなストーリーになるのでしょうか?

それでは早速、『Les Mousserables』をご覧ください。
 


【大きな画像や動画はこちら】

 


ジャン・ヴァルジャンではなく、ジョーン・ボンボンという名のフランス人クッキーモンスターは、クッキーが無くて悲しい思いをしていました。しかし、ある日クッキーを見つけてから彼の運命は変わります。

彼の周囲にはクッキーを求めて友人がやってきますが、ボンボンは彼らの気持ちを理解することが出来ません。悲しみや嫉妬の気持ちが分からず、ボンボンのクッキーを分け与えれば友人の気持ちが満たされるということにも気付くことが出来ませんでした。

そこで、友人たちは拳を振り上げて懸命に歌い、伝えます。ボンボンは「分け与える優しさ」を学ぶ必要があると。そして、ボンボンは独占するのではなく、分け与える喜びを知ることとなったのです。

最後は、牧師がやってきて皆にマシュマロを渡します。彼らは、そのマシュマロをクッキーにはさみ、スモアを作って美味しく食べましたとさ。めでたし、めでたし。

全体的に面白いし、子供が学ばなくてはいけない「ちょうだい」と「どうぞ」がとっても上手く伝えられています。それに、最後のスモアのくだりが良いですね。これは是非とも、オリジナルとパロディの両方を子供に見せたくなります。


The Sesame Street Parody of Les Mis Will Leave You Grinning Ear to Ear[via Jezebel]

中川真知子

関連記事

RSS情報:http://www.kotaku.jp/2014/03/sesamestreet_parody_of_lesmis.html