これでエイリアンにも勝つる! 

映画『エイリアン2』でリプリーが操縦し、見事エイリアンを撃退した時に乗ったパワーローダー。あの無骨でパワフルな人型フォークリフトには心トキメくものがありましたよね。

それにソックリなロボ・スーツが、イタリアの大学で造られたとイギリスBBCが伝えています。

電動モーターを搭載し、片手で50kgずつまでの物が持ち上げられるというこのロボ・スーツ。さっそく以下の動画から、その様子をチェックしてみてください。

 


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メイド・イン・イタリーのパワーローダー! 

ここは斜塔で有名なピサの近くにある、スクオラ・スペリオーレ・サンタナ大学の、知覚ロボット工学研究室。

バイオテクノロジーや農業だけでなく、法律や政治経済などにも応用化学を用いる研究をしているこの学校では、このように地震などの災害時に、重い物を持ち上げて人命の救助などが出来るパワードスーツも研究しているのだそうです。

巨大なカニバサミの付いた両腕は、「ボディー・エクステンダー」と呼ばれ、両手で100kgまでなら瓦礫などを掴んで運べるということで、エイリアン退治以外にも色々と重宝しそうです。

日本でもロボットスーツ『HAL』をはじめ『パワードジャケットMK3』や『ランドメイド ギュゲス』など色んなタイプのウェアラブル・ロボスーツがありますが、こちらも違った意味でカッコ良いですね。イタリアは革製品やスポーツカー、オートバイなどだけでなく、ロボットをも造るようになるのでしょうか!? 

ということで、イタリア製ということもあって、そのうちフェラーリやドゥカティみたいなデザインにならないか、内心ちょっぴり期待してしまうのは...私だけでしょうか? 


BBC via io9

岡本玄介

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