アホみたいに血しぶきドバドバです。苦手な方は文章だけでお楽しみください。 SF映画はスタイリッシュな宇宙旅行だけに限らず、科学的な根拠に(それなりに)基づいた架空のお話であり、宇宙人やロボット、ゾンビやサイコキラーなどが登場するSFホラーといったジャンルも確立されています。 ですが、SFでも中には格闘ワザでド派手な必殺技が炸裂したり、ハリウッドで培われたスペシャル・エフェクトを駆使して、敵がグロい死に方をする映画なども多くあります。 てなワケで、今回は映画史上、最も血みどろでおバカなSF映画の戦闘シーン・ベスト10を、勝手なチョイスでお届けしたいと思います。以下でカウントダウン!
【大きな画像や動画はこちら】
第10位:「力王(Riki-Oh: The Story of Ricky」 (1991) ビジネスジャンプで連載されていた漫画「力王」が、香港で映画化されたのがコチラ。刑務所内のバトルでは、ナイフを持った卑怯な敵を後ろから叩いただけで片目が飛び出してしまったり、切腹して取り出した腸でリッキーの首を絞めようとしたりと、チープで有り得ない設定には思わず苦笑いです。
これは4/10話ですが、お暇な方は全編通してどうぞ。ラスボスが巨大化し、挽き肉マシンにブチ込まれる様子にまた大苦笑することでしょうw
第9位: 「北斗の拳」(1986) みなさんよーくご存知、マンガが原作で、アニメ化・映画化されたこのタイトル。北斗神拳によって、世紀末の雑魚キャラたちが破裂して死んでゆきます。実写じゃないからグロく感じませんが、よくよく考えたら...有り得ないっしょ! ひでぶ!
第8位:「スキャナーズ」(1981) 静かにぶつかり合うサイキック・バトルで、敵対するふたりがドロドロと血を流し合うシーンです。デイヴィッド・クローネンバーグ監督の出世作として知られるSFホラー。
ついでに同作から、頭が爆発するシーンもどうぞ。
第7位:「吸血少女対少女フランケン」 (2009) 原作はホラー漫画で、映画はグラビア・アイドル川村ゆきえさんの主演。コミカルなドクロ、ガングロ女の表情、JKによるリストカット大会などなど、とにかくグロいけど、あまりの有り得なさが完全にコメディーです。ラスボスは自分の手足がタケコプターになるとかもう、色々ヒドイw
第6位:「東京残酷警察(Tokyo Gore Police)」 (2008) これは第7位同様、西村喜廣監督による作品で、「片腕マシンガール」に続く「TOKYO SHOCK」シリーズの第2弾。こちらもまた大量の血しぶきがドバドバでグロさ満載ですが、甲冑を来たボスキャラが、切断された両脚からの血しぶきで空を飛ぶとか、何かとツッコミどころのあるシーンがテンコ盛りの映画です。
ラスト・バトルよりも、エログロなワニ女と対決する男性のシーンのほうが必見デス。
第5位:「ブレイド」(1998) ホラーよりもアクションの要素が強い、黒人ハーフ・ヴァンパイアが主役のブレイド。原作はマーヴル・コミックですが、とにかくクールな俳優ウェズリー・スナイプスさんがハマり役。ラストではボスのスティーブン・ドーフさんのおデコに、ヘモグロビンがブっ刺さって大・爆・発!
第4位: 「片腕マシンガール」 (2008) いじめによって殺された弟のかたきを討つ途中、左腕を失ってしまった日向アミ。復讐を果たすべく、その左腕に巨大ガトリング砲を装着していじめっこ達をハチの巣に...!! 低予算B級映画であるこの映画は、国内外からカルト的な支持を受けているとか。
第3位:「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」 (1989) スプラッターなのに笑いに走っているこのシリーズ。この二作目は主人公メルヴィンが、父親(安岡力也さん)を探すためウィンドサーフィンで日本に上陸するハチャメチャ爆笑ストーリーなのですが...以下の動画は登場のシーンでしょうか? 軽快な音楽に合わせたモップ使いが華麗です(笑)
第2位:「第9地区」(2009) 宇宙からやってきたエイリアン難民のエビたちが、人間に差別・隔離されるストーリー。低予算でここまで良く作られた映画としても注目されていました。コチラのシーンは、エビの身体を食べると病気が治る...と勝手に信じているナイジェリアン・ギャングのボスが、アタマを爆発させられるシーン。宇宙科学で造られたバトルスーツ相手にマシンガンを撃ったって、ムダなのにネ!(苦笑)
第1位:「ブレインデッド」(1992) 芝刈り機やジューサーでゾンビたちを細切れにしていく痛快B級スプラッター度MAXな場面です。とにかくグロさ全開で、見渡す限り血肉の海!
その血しぶきの量は、映画史上最大とまで言われているほどです。監督は「ザ・ロード・オブ・ザ・リング」3部作を手掛けたピーター・ジャクソン氏。「ブレインデッド」で一躍有名になったという、マイルストーン的作品です。
オマケその1:ファミコン『ヒットラーの復活』ラストで顔面爆発! グロ耐性がついていない子供時代、ファミコンでクリアした時に予兆もなく現れるこのシーン。同じくナチ繋がりで、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のラストで溶ける顔も、ちょっと似ている感じかもしれません。アレも子供心にトラウマを残したシーンでした(汗)
オマケその2:「ゼイリヴ」での大喧嘩シーン 血みどろではありませんが、SF映画史上最大のファイト・シーンということで、オマケに追加です。サングラスをかければ真実が視えるというのに、かたくなに拒む黒人男性と主人公との壮絶に意味のない大喧嘩は、マニアの間で語り草になっているとか。
オマケその3:「死霊のはらわた II」大量過ぎる血しぶき スプラッター・ホラーの代名詞みたいな死霊映画ですが、二作目のこのシーン...人間一人分の血液量をはるかにしのぐ大出血! 格闘シーンとは言えないものの、壊れた水道管のごとく湧き出ている壮絶さに、思わずオマケ入りです。
てなワケで洋画からアニメ、和製ホラーまで、その有り得なさ過ぎる設定と、チープさで、思わず笑いが込み上げてくるサイエンス・フィクション映画たちをご紹介しました。ゼッタイに動画を観たくない方でも、文章でそのアホらしさがお伝えできれば幸いです。 SFホラー映画好きな読者のみなさんも、オススメの映画やシーンがありましたら、ぜひとも教えてくださいね!
The 10 Most Absurdly Bloody Fight Scenes In Science Fiction Movies [io9]
(岡本玄介)
コメント
コメントを書く