アメコミ映画を一層魅力的にしているヴィラン(悪役)。時にヒーローに匹敵する人気を得ることも。そんなキャラクターを演じた役者たちが、実は最初にヒーロー役としてオーディションを受けていたなんてことが結構あるんです。
という訳で今回は、GeekTyrantに掲載された「主人公役のオーディション受けたら悪役に起用された10人の役者たち」の中から、5人の役者(ヴィラン)を紹介します。
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■『マイティ・ソー』のトム・ヒドルストン(ロキ役)
トムヒにはマッチョ度合いが足りなかった?
現在公開中の映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でも、ロキ役で世界を魅了しているトム・ヒドルストンは、実はマイティ・ソー役のオーディションを受けていました。
結果的としてソーは似合わないと判断されたけど、演技力が認められロキ役に。上半身裸で金髪のトムヒが見られるスクリーンテストの映像がこちら。
■『キック・アス』のクリストファー・ミンツ・プラッセ(レッド・ミスト役)
こちらも現在公開中の映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』で強烈な悪役のマザー・ファッカー(元レッド・ミスト)を演じているクリストファー・ミンツ・プラッセも、最初はキック・アス役でオーディションを受けたけど、監督は気に入らず。
でもその代わりに、レッドミストを任せられました。監督とふざけ合うミンツ・プラッセが見られるメイキング映像をどうぞ(2:50あたり)。
■『バットマン・ビギンズ』のキリアン・マーフィー(スケアクロウ役)
『ダークナイト』3部作のバットマン候補として、キリアン・マーフィーもオーディションを受けていました。彼もまた、バットマンは似合わないと判断されたけど、素晴らしい演技力が認められて、スケアクロウ役に抜擢。スクリーンテストの映像(6:25あたり)を御覧ください。
■『ダークナイト』のヒース・レジャー(ジョーカー役)
そして、なんとあのジョーカー役を演じたヒース・レジャーもバットマンの候補として、『ビギンズ』の時にノーラン監督に声をかけられていました。
しかし、彼はヒーロー映画には出ないと断ったんだとか。ところが、『ビギンズ』を観た後にその考えを改めて、最終的にジョーカー役として出演が決まったとのこと。出てくれて本当に良かった...!
■『ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー』のリー・ピース(ロナン役)
現在公開中の映画『ホビット 竜に奪われた王国』で眉毛が印象的なエルフ王のスランドゥイルを演じているリー・ペイスは、『ガーディアンズ』で主人公のスターロードのオーディションを受けたのですが、結果として敵役のロナンを演じることになりました。
映画版のロナンはガーディアンズを狩る部隊のリーダー。まだ予告編(1:58あたり)で顔が出ない形で一瞬しか登場していませんが、彼が演じるロナンは一体どんなキャラクターになるのか非常に楽しみ。そして原作では眉毛の無いキャラですが果たしてどうなるのかな......?
GeekTyrantの記事では他にも、『アイアンマン2』に出演したサム・ロックウェルや『スパイダーマン』のジェームス・フランコのエピソードなどを紹介していますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか!
10 actors who auditioned for the hero but were cast as the villain[GeekTyrant]
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Kick-Ass (2010)[IMDb]
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(傭兵ペンギン)
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