io9が、心が洗われるような雪の結晶の誕生を低速度撮影した動画を紹介しています。複雑な形に成長する結晶を見ていると、ため息がでちゃいますね。
それでは、以下から2分間に渡る動画をご覧ください。
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この透明感溢れる顕微鏡タイムラプスビデオを撮影したのはヴィアシェスラブ・イヴァノヴさん。次はどんな形の結晶になるのか、ワクワクしてきますね。シンプルな棒状のものに細かいヒダがついたり、広がったりすると自然の作り出す美しさに感動を覚えます。
ちなみに、雪の結晶って必ず六角形をしていますよね。この理由をご存知でしょうか? 調べていたら、島津製作所のサイトが、雪の結晶に関して分かり易く説明していたので引用させていただきます。
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水分子が凝集していくときには,水素結合という引き合う力が働くのですが,縦方向にも平面方向にも成長していく可能性があります。平面方向へ成長していくときには,酸素の周りの3つの水素が等価になって結合の角度が120度になり六角形の基本構造を作るようです。
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なるほど、そういう理由だったんですね。
今年の日本は、まれに見る積雪に襲われ、それによって引き起こされた混乱で、「もう雪なんて見たく無い」と感じている人も多いかもしれませんが、こうやって誕生の瞬間と美しさを見ると、雪も悪く無いと思えてくるのではないでしょうか。
[島津製作所 雪の結晶]
[Vyacheslav Ivanov via Kuriositas via io9]
(中川真知子)
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