これはまさに...オプティマスプライム!
道の向こうから列をなしてやってくる米軍のトラック隊。あれ、でも運転席には誰も居ない!?
米軍の戦車自動車研究開発エンジニアリングセンター「TARDEC」が、ロッキード・マーティンと一緒にトラックの自動走行システム「Autonomous Mobility Appliqué System」(自動走行適用システム)、略して「AMAS」を開発しています。
ヒトガタ障害物が道路を横切ってもちゃんとそれに対応して止まったり、狭い道路の市街地エリアだって難なくドライブ。道を曲がるときに直進する対向車が通過するのを待ったり、駐車された車を迂回して進んだり...これをみんな無人のトラックたちがやっちゃうんです。
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人間である自分ですらトラックを建物や駐車中の車にぶつける自信だけはあるのに、すごいトラックたちです。
Defense Uppdateによれば今回走っているのは6輪駆動ダンプトラック(Medium Tactical Vehicle Replacement)、M−915軍用トレーラー、パレット積載システム(Palletized Loading System)。Defense Uppdateの記事では兵士がAMASシステムの設定をしている写真とかの写真も見ることができます。
これらの自動走行する車両には、レーザーを使用して物との距離を測る「LIDAR」と、複数のGPSレシーバーが装備されており、各トラックには「By−Wire/Active Safety Kit(BWASK)」という状況に応じて判断を下すシステムが装備されているんだとか。
年内には他にも戦車運搬車やRG−31 MRAP装甲車でも試す予定なんだとか。また、自動走行地雷除去機や「スタンダードな対IED地雷ローラー」などのデモンストレーションも予定しているよう。
後は太い声でトラックが喋って、人型ロボットにカタチを変える機能が付けば完璧にトランスフォーマーですね!
[via Truck Yeah!]
(abcxyz)
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