60年台から現代まで、サンプル元曲からサンプル使用曲まで3分にまとめちゃいました。
Eclectic Methodによる「サンプリング」の歴史が3分でわかる動画を見てみましょう。1963年に開発されたメロトロンをポール・マッカトニーが紹介するところから始まり、ヒップホップから最近のポップなものまで。
超有名なサンプリング元楽曲や、そこからサンプリングされてできた名曲の数々を3分に凝縮しています。
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ザ・ウインストンズの1969年のナンバー「アーメン・ブラザー」からは、N.W.A.の「Straight Outta Compton」や、オアシスの「D'You Know What I Mean」にまでサンプリングされている超有名なドラムソロパート、「アーメンブレイク」。
1970年のジェームズ・ブラウンの楽曲「ファンキー・ドラマー」も、パブリック・エネミー、N.W.A.、Run-D.M.C.、Dr.Dre、ビースティ・ボーイズ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやニッキー・ミナージュらの曲にサンプリングされている有名曲。
動画ではちゃんと「ファンキー・ドラマー」でドラムを演奏したファンキー・ドラマーこと、クライド・スタブルフィールドさんの映像も入っていますね。
同じくジェームズ・ブラウンのバンド、ザ・JBズが1970年にリリースしたインストゥルメンタルトラック「The Grunt」も、サンプリングによく使われる曲です。出だしの、まるでヤカンが沸騰するときの音のようなトランペットのパートもよく知られています。
1975年からは、ボブ・ジェームスのアルバム『Two』に収録されている「Take Me to the Mardi Gras」は、Run-D.M.C.の「Beats To The Rhyme」、ビースティ・ボーイズの「Hold it Now, Hit it」などに使用されています。
続いて1980年に突入。ビリー・スクアイヤーの「The Big Beat」も、ジェイ・Zの「99 Problems」や、最近ではアリシア・キーズの「Girl on Fire」にもサンプリングされています。
ヴァニラ・アイスの「Ice Ice Baby」でもおなじみの、クイーンとデイヴィッド・ボウイ1981年の「アンダー・プレッシャー」も一瞬だけ顔を見せていますね。
たった3分にぎっしりとサンプリングの名曲が詰まった動画でした。この動画のサウンドトラック部分「A Brief History of Sampling」を気に入ったという方は、SoundCloudからダウンロードできるようになっていますのでどうぞ。
A musical history of sampling, in 3 minutes[via io9]
(abcxyz)
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