成層圏から音速超えのスカイダイブを成し遂げたあの男は、いったい落下中に何を思い、何を感じていたのでしょうか?
昨年10月に成層圏からジャンプしたフェリックス・バウムガートナーさん。バウムガートナーさんのスーツに取り付けられた5つのGoProカメラで捉えた落下の様子が、新たに公開されました。
地上から39キロ離れたところから飛び降りた、命知らずの男の身に落下中に何が起きていたのか? 落下中にバランスを崩し高速で回転した瞬間、彼はなにを呟いていたのか?
新たに公開された美しい動画でその答えを見てみましょう。
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最初と最後の白黒動画部分は、ジョゼフ・キッティンジャーさんによる1960年のプロジェクト・エクセルシオでの落下映像です。なお、キッティンジャーさんは1959年に行われた同プロジェクトで体が回転、意識を失っています。
飛び降りる前に、「僕が見ている光景を君も見られたらな...自分の小ささを理解するためには、とても高いところに登らないといけないこともあるんだ。家路につくよ。」と語るバウムガートナーさん。彼が飛び降りた後、ポッドのカメラ視点が捉えた、地球に吸い込まれていくように小さくなっていくバウムガートナーさんの映像も感動的です。
音速を超えた5分30秒辺りで数秒間、バウムガートナーさんと意思の疎通ができなくなります。そのしばらく後に「長いこと激しくスピンしていた。意識を失いかけてる」と言うバウムガートナーさんですが、その後まもなく体勢を整えることに成功。無事に落下、パラシュート展開、着地が成功しました。
それにしても、やっぱりこんなジャンプをするには並大抵の度胸じゃ足りないのでしょうねー。飛び降りる準備をする映像を見るだけでもドキドキですもん。
iThis newly released footage of Felix Baumgartner's space jump is INSANE[via o9]
(abcxyz)
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