Oculus Rift ヴァーチャル リアリティー グラフィック・アドベンチャー


懐かしのジャンルと最新技術で、まったく新しいゲームに! 

これまで幾度と無くご紹介してきた、仮想現実ヘッドマウントディスプレイの「Oculus Rift」。コタク・ジャパンでは、飛ばしたドローンからの視点が観られる話ですとか、スカイダイビング・シミュレーターとして使ってみた話ですとか、変化球的な話題ばかりでゲームに関連付けての記事は少なめだったかもしれません。

ですが今回は正統派。「Oculus Rift」使用を前提に開発された、ヴァーチャル・リアリティーなゲーム『ローディング・ヒューマン』をご紹介しましょう。

プレイ・スタイルは一人称視点どころか一人称体験といった、デジタル空間で自分自身が自由に動き回れるゲームとなっています。ミステリアスな謎解き要素もあり、一度プレイしてみたいアドベンチャー・ゲームとなっています。

以下の紹介ビデオで、どんな感じなのかチェックしてみてください。どうぞ! 
 


【大きな画像や動画はこちら】

 


アルツハイマー病にかかってしまった男性が主人公という、そもそも設定からしてリアル感漂うこのゲーム。

物事を忘れ、そして自分の妻のことすら忘れてしまうのではないか? と恐れたその奥さんが主人公の記憶をすべてデジタル世界に保存し、その作業を完成させるためには、もう一度人生を歩まねば...自分どころか奥さんの命までをも危険にさらすことになるという、いきなり究極にシリアスな状況に追い込まれてしまいます。

ということで、プレイヤーは「Oculus Rift」をかぶり、PC用モーション・コントローラーの「Razer Hydra」か、「SIXENCE STEM」を両手に持って操作するようになります。

これは例えば、90年代によく出回ったグラフィック・アドベンチャーの『マニアックマンション』や『モンキーアイランド』に近いゲーム性ですが、それをヴァーチャル・リアリティーの一人称視点で、わずらわしいコマンド操作を取っ払ってしまった感じなんですね。

自分の手で時計の裏に隠された鍵を拾い、秘密の箱に刺す感覚は、これまでのゲームでは味わえなかったものです。謎解きの結末には、どんなラストシーンが用意されているのでしょうか? 

そして主人公の奥さんは、シャロン・ストーン似なのか、それともケイト・ベッキンセイル似なのか? 超気になりますね。


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岡本玄介

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