飛んでくるドローンも撃ち落しちゃうよ!
「レーザータレット」なんて聞くと、タワーディフェンスとか戦略ゲーム、FPSを連想するかもしれません。SF作品なんかにはよく出てくるシロモノではありますが、ドイツの科学者の手にかかればチョチョイのちょい。サイエンス・「フィクション」なんかではなく、現実に機能するレーザータレットの出来上がりです。
その驚きの機能の詳細は以下より。
ツインバレルに収まったのは、30kWと20kWのレーザー砲。レーダーと光学システムにより、同時にふたつのドローン(無人機)を追跡可能で、設定範囲に入れば秒速50メートルで飛行中のドローンを撃ち落せるそうです。ドイツの技術を持ってすれば、『ブラックオプスII』みたいにわざわざ戦闘機でドローンを撃ち落とす手間をかけなくてもいいわけですね。
ドイツRheinmetall社の開発したこのレーザータレットは、標的が動いてない状態なら、1.6キロ離れたところから鋼桁を貫けるとのこと。Rheinmetall社はこのレーザータレットに35ミリ・リヴォルヴァーカノンをひっつけて、車両にマウントさせようと考えているようです。
これでもまだ十分パワフルに感じない方は、あと3~5年すれば、現在の倍パワフルなレーザー砲を作れるそうなのでそちらをお待ちあれ。
Dex-Starr:こいつを戦車並みにデカくしてこのレーザー砲をつけたところを想像してみな。みんなチビるぜ。アメリカのキモ軍用ロボ、BigDogとかAlphaDogに乗っければ、火力とキモさで余裕で世界征服できそうですね。いやはや、恐ろしい時代になったものです。
Rheinmetall demos laser that can shoot down drones[BBC, via Motherboard via Kotaku]
(abcxyz)
コメント
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(ID:4697123)
かなりの電力を食うと思うんだけど、軍艦ならともかく車両に搭載するとなるとバッテリー・放熱なんかをどうするのか気になるな。「車両にマウントできるタイプを作る」というより、「マウントできる車両を作る」事になりそう