1994年から続くEAのレースゲームシリーズ『ニード・フォー・スピード』。その映画版のカースタントシーンの撮影風景が公開されました。監督は当初、3台のケーニッグゼグによるクラッシュシーンをリアルに描くには、CGを使わなければいけないと考えていたようです。
しかし、本作のスタントコーディネーター/アクションデザイナーのランス・ギルバートさんが、実写では難しいと思われたそのシーンを担当することに。多くのカメラ、150~200人のスタッフが必要となる撮影で、チャンスは一度。現場のスタッフとの密なコミュニケーション、完璧な準備、そして自信、それらが揃ってこそ可能なスタントは、果たして成功したのでしょうか?
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25年間スタントを続けているギルバートさんは、祖父の代から続く3代目のスタントマン。『ラストモヒカン』では父や兄弟と共に、他にも『ウォーターワールド』など、100以上の映画でスタントを担当しています。
『ニード・フォー・スピード』では、当初監督がCGを使おうかと考えていたシーンに「フレームのついた車の側面に突っ込んでいき、路上にジャンプ台のように設置されたパイプに、フレームを乗っからせる形で車をふっ飛ばす」というアイデアを出したギルバートさん。監督に「やってみせて」と言われて行ったテストも成功し、実際の撮影でも、どうやら大成功を収めたようです。
映画は『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポールさん主演、本作監督は『ミスターアンドミセススミス』、『ラストモヒカン』、『ラスト・アクション・ヒーロー』などにスタントとして関わり、映画監督としては『ネイビーシールズ(原題:Act of Valor)』で共同監督を担当したスコット・ワウさん。アメリカでは2014年3月公開予定です。
[via Jalopnik]
(abcxyz)
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