CG技術の発展した今だからこそ、リメイクを観てみたいかも...!?
1984年に制作・公開されたファンタジー映画『ネバーエンディング・ストーリー』。子供の頃にご覧になった世代であれば、あの当時最新の特撮技術と、巨大すぎるファンタージェンの住人たち、そして夢のように現実離れした世界観にはただただ圧倒され、今でも強烈に印象的な映画となっているのではないでしょうか?
今回の美術のお時間は、とあるファンがご自身の妄想と希望をミックスして描いたという、2014年度版の『ネバーエンディング・ストーリー』イラスト集をご紹介したいと思います。
もう、そのまま映画ポスターにでも出来そうなクオリティーとなっており、こちらもまた息を呑む美しいアートワークとなっています。以下のギャラリーでチェックしてみてください!
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オリジナルの良さを残しつつ...のアレンジ。
こうして描いた人も、私たちのように観ている人たちも、今でもまだまだ映画を熱愛しているファンにとって、『ネバーエンディング・ストーリー』は『はてしない物語』としてハートに刻まれているって気がしますね。これらのイラストを観ていて、そんな気持ちが再確認できるんじゃないかと思います。
しかし現代的になったとは言え、ファルコンがちょっと犬っぽくなったのはいろいろなご意見が出てきそうですが...ロックバイターは『ワンダと巨像』っぽいテイストになりましたし、モーラは『パシフィック・リム』の怪獣か、はたまた『デビルマン』のジンメンの様な雰囲気となっています。しかし幼ごころの君は神々しくて美しいですね。どれも現代版リメイクの実写で観てみたいです。
さてファンによるイラストだと言いましても、このレベルの高さはあまりにもスゴすぎますよね。それもそのはず、アーティストのニコラス・フランカーさんは、Eidosのモントリオール本社で『デウス・エクス』や、これからリリースされる新作『Thief reboot』といったゲーム制作に関わっている、プロフェッショナルなんです。
もっと彼の作品をご覧になってみたい方はCGHUBページか、スケッチなども個人ウェブサイトでチェックできるようになっています。
どれも溜め息モンのアートばかりですよ!
The Neverending Story Gets A 21st Century Makeover[Kotaku]
(岡本玄介)
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