ドキドキのデートスポット!? 春になったら『毒草の庭』に訪れよう


植物園と言えば、色とりどりの植物と静けさが、人々の心を癒してくれる空間であり、最高のデートスポットというイメージを持っている人も少なく無いでしょう。しかし、イギリスのアニックという街にあるアニック・ガーデンには、癒しの空間とはほど遠い『毒草の庭』という殺傷能力のある植物等に特化したガーデンがあると、io9が伝えています。

それでは、以下から『毒草の庭』の詳細をご覧下さい。
 


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毒草に囲まれたトンネルなんてスリリング


アニック・ガーデンは、『ハリー・ポッター』シリーズのホグワーツ魔法魔術学校のロケ地となったアニック城に隣接した場所にあり、20年近くに渡って、大々的にリノベーションをしているのだそうです。そしてリノベーションの一環として、2005年に『毒草の庭』がオープンしたとのこと。『毒草の庭』のクリエーターは、この特殊なガーデンを作ろうと思ったきっかけを次のように語っています。

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私は何故、世界中にある殆どの植物園が、植物の癒しにばかり注目して、殺傷能力に着目しようとしないのか不思議でなりませんでした。私が知る子供達の多くは、癒しよりも、植物がどうやって人を殺すのか、それを口にしたらどれくらいの時間で死に至るのか、死ぬまでにどれくらいの苦痛を味わうのかということに興味を持っていました。
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無害に見える草も、実は恐ろしい


このガーデンには、厳重に管理される必要のある植物も栽培されているそうです。

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このガーデンには、100種類以上もの植物が植えられており、中には、ジキタリスのように一般の公園でも生えられているような毒性植物もあれば、政府の許可が必要な毒性植物もあります。ガーデンには、ベラドンナ、マチン(ストリキニーネを含む)、ドクニンジン、そしてトウゴマ (リシンを含む)等を栽培しています。これらに加え、薬物として有名なコカ(コカインの元)や、ケシ(ヘロイン)、大麻、および様々なマジックマッシュルームも栽培しています。
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io9によると、アニック・ガーデンは盗難予防の為に、幾つかの危険な植物をケージに入れており、ガーデンが閉園の時には、ゲートは施錠され、24時間体勢でセキュリティが監視するのだそうです。

そして『毒草の庭』は、人ですら死に至らしめることのできる植物があるということや、植物に触れたり、匂いを嗅ぐことすら危険であるということを説明された後、ツアーガイドの案内の下、見て回ることが出来るとのこと。

イギリスへ行ったら、是非とも足を運んでみたい場所ではないでしょうか?


トップ画像: 『毒草の庭』 by Jo Jakeman/flickr
画像: アニック・ガーデン『毒草の庭』 by Graeme/flickr
Plants at Poison Garden, Alnwick, Northumberland by Cross Duck/flickr

[via io9

中川真知子

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2013/12/lets_all_go_to_the_poison_garden.html