これ、ウシくんとカエルくんでやったらどうなりますかね。
YouTubeでメジャーな映画やコンサートの様子をお届けしているチャンネルEPIX。ここで2012年の映画『ジャッジ・ドレッド』を放映するにあたり、EPIXで手作り特殊効果を紹介しているエリック・ベックさんが、劇中に登場する銃撃戦の様子をパペットを使って再現してみました。
血糊や空気圧の調節が大変だったようですが、どれほど忠実にできたのか、以下の動画でチェックしてみてください。どうぞ!
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どうもパペットがドリフの『西遊記』に似ているんですよねぇ。
映画版では、役者さんに圧縮した空気を当てて顔や腹の肉を歪ませてから、CGで弾丸や鮮血を付け足したそうです。パペットであれば、予め体内にホースを仕込んでおける分、低予算で再現ができますね。
役者さんたちの皮膚の下にチューブを埋め込むのは到底ムリな話ですし、とにかく手作りで低予算の再現にこだわっているため、CGをなるべく控え目にできるのならもう人形だ、という結論から今回のような実験的な感じになったようです。
パペットには、銃弾が顔に命中した時の穴から鮮血がほとばしるホースと、顔から外へ弾が抜け出た穴から血が吹き出すためのホースと、2本が体内に仕込まれています。
空気圧が強すぎると、血糊が霧になってしまうということがわかり、圧力を調節できる小さめのコンプレッサーにホースを挿すことにし、なんとかそれらしくなったようです。
よ~く観ていますと、ただ流血する部分だけでなく、ちゃんと銃撃シーンが隅々まで再現されています。再現に関わったスタッフも、みんなが満足できる仕上がりとなったそうです。
最後に、せっかくなのでGIFアニメもどうぞ!
[via Anthony Carboni via Kotaku]
(岡本玄介)
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