スタンリー・キューブリック監督による傑作ホラー『シャイニング』の数々の謎を解明すべく、マニアが好き勝手に分析、解釈する模様をおさめたドキュメンタリー映画『ROOM237』の日本版予告編が公開されました。
海外版予告編はかの名シーンのオマージュでしたが、日本版はまた全く趣の異なる仕上がりとなっています。
【大きな画像や動画はこちら】
ややサイケデリックな雰囲気で『シャイニング』やキューブリック作品のキーワードが連呼、連続表示され、時たま映像も挿入されますが、半分は注意文という斬新な作り。本作は『シャイニング』関係者に全く承認をとっていない、よって『シャイニング』の映像は一切使えないという状況を逆手にとっています。
本編も変則的なら、予告も変則的ですが、例え公式に認められなくても、何が何でも俺たちの解釈を伝えたいんだよ! という本作に込められた熱量は本物。『シャイニング』という伝説的な作品の持つ力と、人々を没入させるキューブリックという天才監督の持つ引力を改めて感じます。
メインビジュアルにも注意文。律儀です。
『ROOM237』は、2014年1月25日(土)シネクイント他全国順次公開。
[ROOM237]
(スタナー松井)
関連記事
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。