対爆スーツは、爆発物の爆風や破片から身を守る為に設計された特殊なスーツです。爆発に耐えられるだけの仕様になっているので、勿論高額。でも、どれくらい高いと思いますか? io9が紹介したMed−EngのEOD 9という対爆スーツは、ちょっと私たちが買うには難しいハイプライスっぷり。
それでは、以下から詳細と、気になるお値段を見てみましょう。想像した金額は合っているでしょうか?
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「EOD 9」とヘルメットのセットは、爆発物処理や化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)、核(Nuclear)(以下CBRN)を用いたテロ等によって持たらされた災害に対し、高度なモジュール保護と柔軟な操作性を発揮すべく、爆弾処理技術者からの意見を直接取り入れて設計されています。
また、同スーツのプラットフォームは、IED(即席爆発装置)内に予想されるCBRN物質を元に、フィールドで爆発物処理またはIED処理の技術者が設定可能です。最低でも、EOD9のパフォーマンスを測定する為に、徹底的な爆発テストを含む14タイプのテストを行いました。
Med−Eng EOD 9の対爆スーツには、ジャケット、統一型鼠蹊部プロテクター、対IED/爆発物統一型鼠蹊部プロテクター用ズボンとブーツカバーが含まれています。これらは、爆発処理班の乗り物に装備出来るようにバッグの中におさまるようになっています。
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ちなみに、気になる価格は、27,811ドル(約270万円)。しかも、これはヘルメット無しの場合です。このスーツはヘルメットが付いていないと何の意味もなさないので、当然、リアルに使う場合はヘルメットも買わなくてはいけません。
そのヘルメットのお値段は、15,000ドル(約150万円)です。つまり、合計で約420万円ですね。高いとは思いますが、これで爆発処理班の命が助かるのであれば安いと考えるべきなのでしょう。
[via Boing Boing via io9]
(中川真知子)
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