混合液から、細胞、DNA、タンパク質などを分離するには、高速回転する遠心分離器が必要ですが、専門家向けの装置は1,000ドルを超えるのが当たり前で、とても気軽に手に入るものではありませんでした。
ところが、美しく洗練されたDIY版の遠心分離機がついに登場。それはライフハック術を日々お届けしているブログメディア「lifehacker」が紹介している「OpenFuge」です。作ったのはなんと17歳の高校生、Karlin Yeh君です。
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OpenFugeは回転数9000rpm、遠心力6000Gを実現しています。これは研究室でも使えるレベルです。専門家向けの装置が1000ドル以上するのに対し、OpenFugeはわずか200ドルで製作できます。
Yeh君はDIY製品販売サイト「Tindie」で、OpenFuge製作キットを260ドルで販売しており、すでに売り切れ状態。また、自作したい人向けに詳しい製作ガイドもアップしています。
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自宅で使えるバイオラボが欲しかったボーイ&ガールにうってつけなアイテムですね。気になるラーメン屋のスープの成分を遠心分離とか、無駄なことに使ってみたい...。
17歳の高校生、遠心分離機をDIY。研究に使えるレベルで価格は1/5![lifehacker]
(ロバーツ町田)
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