テレビゲーム大好きっ子たちよ、オラに$を分けてくれ!
初代「ファミリーコンピュータ」や、ゲームアンドウォッチ、セガなどなど...。これまでリリースされた家庭用ゲーム・コンソールを数えだすと枚挙に暇がありませんが、ウィキペディアで調べてみたりしますと、どれもなかなかに良質な写真が載っていたりします。
こうした資料は勝手にどこからともなくやって来るワケではなく、誰かが所有して、撮影して掲載しているのですが...このたび、ウィキペディアに長いことそうした写真の投稿を続けてきたエヴァン・エイモスさんが、オンライン・ミュージアムのようなページを開設しようと、Kickstarterで資金を募集しています。
もうちょっと詳しい話は、以下へ。最後には紹介動画もあります。
【大きな画像や動画はこちら】
このプロジェクト、儲けを出そうとは考えておらず、希望している出資額の8500ドルは、ただ良い仕事を残したいという一心で募っているのだそうです。
本来は写真家のエイモスさんですが、これまでも自身で撮影したハイクオリティーなゲーム・コンソール写真をウィキに投稿しており、これからはこのプロジェクト「ヴェナモ・オンライン・ゲーム・ミュージアム」で、ゲーム機に特化した年表などを作っていきたいとおっしゃっています。
ミュージアムには家庭用ゲーム機はもちろんのこと、ディスクシステムやCDドライブといった合体系のアド・オン部品や、コントローラーを分岐させるハブ、ウェブカメラ、リモコンといった付属品、そしてパワーグローブや光線銃、ジョイスティックなどのコントローラーなど、とにかくゲーム・コンソールに直接関係のあるガジェットまで網羅させたいと計画しているそうです。
一応、すでにそれらしきページは在るものの、エイモスさんは古い写真をもっと高解像度で、シッカリとしたライティングで様々な角度から撮ったプロフェッショナルなものに差し替え、説明書きも充実させ、コントローラーなどもひとつずつ個別にページを設けたいと考えているとのこと。
資金のほとんどは、主にエイモスさんが持っていない古いゲーム機の買い付け、そしてクリーニングに充てられます。資金ではなく、自慢のゲーム機を直接送ってもOKだそうです。
使用された写真は著作権フリーで使用が可能になるので、後々この記事を読んでいるみなさんにも恩恵があるかもしれませんね!
さて、その募金の期間は10月8日から、11月3日までの26日間。開始から一日後には、31名の出資者より813ドルが集まっていましたが、もしもこの調子で1日800ドルずつ集まれば、目標金額には余裕で手の届くかもしれません。
そして、これがネットでどんどん拡散されれば、もっと早くに目標を超えることもできるでしょう。いつもウィキペディアで...それも特にゲーム関係で調べ物をしている人たちは、最低1ドルからの出資に何口か乗ってみてはいかがでしょうか?
最後にKickstarterの動画で、エイモスさんのイケメンっぷり 意気込みをチェックしてみてください。彼の優しそうな語り口調にジュワっときたら、1ドル(もしくはそれ以上)をぜひ。
The Vanamo Online Game Museum[Kickstarter via Kotaku]
(岡本玄介)
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