マルチタスクにこだわり過ぎると体に悪影響も。
ゴハンを食べつつネットサーフィンなど、一度に複数のことをやってしまおうとする人、多いのではないでしょうか。しかし、この効率的と思いがちなマルチタスク化された行動は、MY LOHAS曰く体に悪影響の可能性があるのだとか。
時間短縮で効率的だと思ってやっていた行動が、まさかの寿命短縮に...?
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(1)過度の集中力は、創造性を妨げる
仕事には一定のノウハウはあるものの、自分で考える時間を持ち創意工夫をしてはじめて、「いい仕事ができた」という達成感が得られます。これは、次の仕事を達成する原動力にもなります。そういう意味で、「クリエイティブ」といわれる職業ではなくても、どんな仕事にも創造性はとても大切です。でも、「マルチタスクによる過度の集中力は、創造性を必要とする仕事の解決能力を害する」という研究結果がアメリカで報告されています。これは、精神を自由にしようとする時間や気遣いがなくなるからなのでしょう。創造的でありたいか、スピードを重視するか、その都度選択が必要になるのかもしれません。
(2)「PCを見ながらご飯」は太る原因
アメリカの臨床栄養関連の記事によると、「テレビや本に向かいながらご飯を食べると、食べる量自体が増えてしまう」という研究報告がなされています。これは、一度に飲み込む量が増えるなど、食べ方自体に問題が出る結果なのだそう。また、お皿の内容をあまり見ずに食べることで、満腹感が得られなくなるようです。忙しいからといってパソコンの前で何かをしながらごはんを食べるのは、時短どころか食べ過ぎに始まる余計な不安材料を招きかねないようです。
(3)ストレスを産む、マルチタスク
アメリカのある大学の研究によれば、メールを頻繁に見る人の心拍数は高く、常に警戒状態にあるのだそう。これは、メールを常に見るグループと見ないグループとに分け、その心拍数を比較した結果分かったこと。メールを見たらすぐに返信したくなるのが心理。もちろん仕事ではスピードが重視されますが、メールのチェックは時間を決めて行なうのが良いのかも知れません。スピードを重視するあまり、ストレスに蝕まれてしまうようでは、本末転倒ですよね。
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上記のマルチタスクの弊害、結構当てはまっていた方もいるのではないでしょうか。煮詰まった脳をリフレッシュさせるには、趣味に没頭したり、新しいことに集中して学習するなど、自由な行動が効果的なようです。
photo by Thinkstock/Getty Images
「PCを見ながらご飯」は太る原因? マルチタスクがNGな3つの理由[MY LOHAS]
(ロバーツ町田)
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