ベルサイユアカデミーとパリ郊外の都市が協力し、電話ボックスを道端の図書館として再利用(アップサイクル)する活動が広まっています。
MY LOHASによると、この活動は「BiblioBoxx」プロジェクトと呼ばれ、パリの学生によって電話ボックスから本棚を備えた簡易図書館にトランスフォームさせるという、まさにアップサイクルな活動です。
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この図書館は、実際いくつかの高校や道端に置かれていて、不要になった本をそこに置き、興味のある本を自由に手にとって読むことができます。学生たちにとっては、リサイクルの精神を学びながら、読書がより身近なものに。同時に、自分が読み終えた本をまた戻しておく、という一般良識をも学ぶことが可能です。
フランスでも電話ボックスはどんどん減少しており、29万もの電話ボックスが今では約2800まで減ったのだとか。ひと昔前は誰もがコミュニケーションするために電話をかけに入った「箱」が、本を通した間接的なコミュニケーションの場になるという、夢のあるプロジェクトですね。
アップサイクルで街を彩る。パリの学生たちによるキュートなBOX型図書館[roomie]
(ロバーツ町田)
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