え、もう1時間経ったの...?
眠れない夜はつらいもの。理想的な寝室や寝具を整えても、眠りによいと言われる日中のスケジュールをこなしていても、心配事があったり、不安に捉われたりすると、いとも簡単に安眠は奪われてしまいます。
寝つきに30分~1時間以上かかっていると要注意。不眠症には精神状態の影響も大きいらしく、MY LOHASがリラックスさせるための方法を紹介しています。
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■さまざまな不眠のケース
不眠の原因のトップにあげられるのが、女性の場合は人間関係(男性は仕事そのもの)。床の中で、誰かの一言を思い起こしただけで、寝付けなくなったなんて経験はありませんか?
また、特にはっきりした原因がないのに不眠に陥る「精神生理性不眠」という症状もあって、これが女性の不眠症状の中で最も多いと言います。「夜はちゃんと眠らなくてはいけない」というような「べき思考」の人や、「眠れなかったらどうしよう」というような心配性の人が陥りやすいようです。
実際に脳波をとってみると眠れているのに、自分では眠れていないと訴えるケースもあります。
いずれにせよ、潜在的な不安や不満がそう感じさせるのでしょう。こうした心理状態は心身に緊張を強いることになるので、睡眠を妨げる交感神経が優位になってしまいます。
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■安眠のお守り
眠りに入るには副交感神経が優位に立たなければならない、つまり、身も心もリラックスしている状態が必要です。
ヨガや呼吸法、などでゆったりモードに入ることはできますが、心を安定させるのは、なかなか一朝一夕にはゆきません。
そんななかリラックスするための工夫の一つに、中米、グアテマラに古くから伝わる「心配引き受け人形」というものがあります。文字通り、人形に自分の心配事やネガティブな思いを引き受けてもらうという民具です。
寝る前に人形に向かって自分の心配事を言葉で打ち明けます。それから、人形を枕の下に入れて休みます。心配事は人形にお任せして、自分はまっさらな心で眠りにつくという趣向。
一見、子供っぽいかもしれませんが、意外に効果が期待できます。
心理療法にあるトークセラピー(心の重荷になっている事柄を言葉にすることで、不安を取り除いていく)のようなものですね。
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と言っても、不眠の症状が1ヶ月以上続くようなら、お人形さんではなく睡眠専門のお医師さんに相談しましょう。自己判断で睡眠薬を飲むのも危険ですよ!
Photo by Thinkstock/Getty Images.
不安、心配事で眠れない夜......、心をクリアにする意外な方法[MY LOHAS]
(ロバーツ町田)
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