かつてこんな話を聞いた。その家の一人息子の部屋には夜中、不気味なモヤのようなモノが窓から入り込んでくることがよく合ったそうだ。その一人息子は毎晩毎晩怖くて怖くて眠れない。しかもモヤのようなものが来ると金縛りにあったように身動きができず逃げられない。 それが何日も続いたある日の夜、いつもの様に窓から入り込んできたモヤは、ついにその少年の身体を包み込もうとした。だがその時、少年のベットの上のぬいぐるみ達や棚に飾ってある怪獣やロボットの模型、フィギュアが動き出した。彼ら彼女らは、主人である少年を助けるため、ぬいぐるみ達はその綿の詰まった腕でモヤを殴りつけ、怪獣たちは渾身の吐息でモヤを祓い、ロボットたちは自慢の大砲を轟かせ、モヤを吹き飛ばしてしまった。 その部屋には二度とモヤは現れず、少年は、部屋の守護者たる玩具たちを大切にしたそうな。
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コタク・ジャパンチャンネル
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かつてこんな話を聞いた。その家の一人息子の部屋には夜中、不気味なモヤのようなモノが窓から入り込んでくることがよく合ったそうだ。その一人息子は毎晩毎晩怖くて怖くて眠れない。しかもモヤのようなものが来ると金縛りにあったように身動きができず逃げられない。
それが何日も続いたある日の夜、いつもの様に窓から入り込んできたモヤは、ついにその少年の身体を包み込もうとした。だがその時、少年のベットの上のぬいぐるみ達や棚に飾ってある怪獣やロボットの模型、フィギュアが動き出した。彼ら彼女らは、主人である少年を助けるため、ぬいぐるみ達はその綿の詰まった腕でモヤを殴りつけ、怪獣たちは渾身の吐息でモヤを祓い、ロボットたちは自慢の大砲を轟かせ、モヤを吹き飛ばしてしまった。
その部屋には二度とモヤは現れず、少年は、部屋の守護者たる玩具たちを大切にしたそうな。