外観だけでなく、機能面まで考え抜かれています。
マイクロソフト社がゲーム産業に進出している一方、アンドロイド携帯やグーグル・グラスなどを作っているGoogle社は、まだゲーム界に殴り込みをかけようという動きが見られませんよね。
ですが、もしもそのGoogleが、家庭用ゲーム・コンソールを作ったとしたならば、いったいドンなマシーンが出来るでしょうか? そんな妄想をコンセプト・アートとしてマジメに考えたのが、デザイナーのジョセフ・ドゥマリーさんです。
以下の動画では、このゲーム機の特徴が簡単に解説されています。オシャレなBGMを聴きながらご覧ください。
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ドゥマリーさんは、2011年にもまだ見ぬ「Xbox 720」のコンセプト・アートを描いた方です。そちらは百科事典みたいなデザインでしたが、『NEXUS ORBIT』はあのNINTENDO 64を彷彿とさせるキューブ型。
なるほど、このコンソールとモニターの間が、ワイヤレスで繋がるというのが地味に便利ですね。他にもハード面では「IPM」という電池技術と薄型バッテリーを採用したり、気分や使い方に応じて3通りの置き方ができたり、通常使用でグリーンに、ダウンロード中にはブルーが点滅し、バッテリーが使えない状態だと赤く光るような、「スマートライト」が使えるようにもデザインされています。
他にも、ひとつのゲームをプレイしていても、コントローラーだけでなくアンドロイド携帯やグーグル・グラスからプレイヤーをサポートできたり、やはりグーグル・グラスを使って、言葉の違う外国のプレイヤーと瞬時に翻訳されたテキストでチャットができるようにもなるようです。
さらには、自分がいる地域の時刻や天気もゲームに反映できるようになります。たとえばプレイヤーが、雨の降る日の朝10時に『GTA』で遊んでいたとしたら、同じくゲーム内でも朝10時になっていて、雨が降っているのです。
当然ながら、Googleが提供するYouTubeやGoogle+などのサービスも使用できるように考えられており、あたかも本当にオフィシャルに作られたゲーム機のように思えてきます。
とまぁ至れり尽くせりの『NEXUS ORBIT』なワケですが、ひとつ難点を挙げるとすれば...コレはファンによるコンセプト・アートで、ホントにGoogleが開発したモノでもナンでもないこと。
現実ってば残酷! Googleさんお願いです、こうしたとびっきりクールなゲーム機を携えて、マジでゲーム産業に参入してくださーい!
Google Nexus Orbit Console[Coroflot, via Gamefreaks via Kotaku]
(岡本玄介)
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