川北紘一さん監修ですとーーっ!
ゴジラを模した特製ボトルも神々しい『破懐王 SAKEゴジラ』は、兵庫県伊丹市に本社を持つ小西酒造株式会社さんが立ち上げた、大人のためのSAKE×KAIJU(酒×怪獣)プロジェクト。怪獣王ゴジラをモチーフとした陶器製の特性ボトルに本格麦焼酎をつめてお届けするという、五臓六腑にしみわたる商品でございます。
特殊造型家の伊藤成昭氏を原型制作に、平成「ゴジラ」シリーズで特技監督を務めた川北紘一監督を監修に迎えるなど、特撮ファンの琴線に触れずにはおかないコダワリぶりに、思わずヨダレが......。
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G(ゴジラ)プロジェクトの始まりは、ゴジラ生誕55周年を記念する企画について、小西酒造株式会社さんが東宝株式会社から直々のご相談を受けたことから始まったのだとか。
開発された陶器製の容器は、1989年公開の『ゴジラVSビオランテ』に登場したゴジラを基本モデルに造形されています。通称「ビオゴジ」と呼ばれるゴジラですが、これこそ1984年(昭和59年)に公開された昭和最後のゴジラ「84ゴジ」に続いて、平成元年に登場した、まさに平成ゴジラを代表するゴジラといえる作品。二重に植えられた歯列など、ビオゴジが後のゴジラの造形に与えた影響は計り知れないものがあるのです。
そして、今回のプロジェクトの造型監修を務めているのが、まさに『ゴジラVSビオランテ』から特技監督として参加した、平成ゴジラの立役者でもある川北紘一監督。なんという粋な人選でしょう。
造型家・伊藤成昭さんの手によって制作された原型は、カネ幸陶器株式会社に送られ、窯焼きの際に生じる誤差を調整するなど、徹底した改修が行われました。そして完成したのが、頭頂高約24センチのサイズで可能な限りのディテールの再現が行われた、『破懐王 SAKEゴジラ』。サンプル品から完成までに、優に6ヶ月以上が経過したという徹底ぶりです。
そのゴジラの体内になみなみと満たされているのは、六甲山長尾山系伏流水「白雪丹水」で割った、大麦100パーセントの本格焼酎。清酒・白雪でもおなじみの小西酒造株式会社さんですから、その味わいも折り紙つき。新ハリウッド版『ゴジラ』の公開を来年5月にひかえる現在、あえて旧来のゴジラのフォルムを手に取ってみようじゃありませんか。いや、その触感を肴に、酒でも飲んでみようじゃないですか。
これこそ、大人になったゴジラファンにだけ許された恍惚のひと時......。『破懐王 SAKEゴジラ』は、税込1万500円、3000本限定で発売中です。詳細は長寿蔵ネットショップをご参照ください。これはもう、デカンタとして永久使用でしょう!
[【長寿蔵ネットショップ】 白雪・本格麦焼酎「破懐王 SAKEゴジラ」720ml 陶器詰【限定3000本】]
(キネコ)
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