ちょっと気が早いかも?
ソニーとユービーアイソフトは、次世代ゲーム機向けに今秋登場予定のゲーム『Watch Dogs』を元にした映画制作のためパートナーシップを結んだと発表しました。
それではプレスリリースを確認してみましょう。
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今日Gamescomで行われたソニー・コンピュータエンタテインメントのプレスカンファレンスにおいて、ユービーアイソフトは、同社の映画・テレビ部門であるUbisoft Motion Picturesが『Watch Dogs』を元にした映画の制作にあたり、「ソニー・コンピュータエンタテインメント」、「ニュー・リージェンシー」と協力することを発表しました。
ユービーアイソフトのオープンワールド・アクションアドベンチャーゲーム、『Watch Dogs』は期待の大きい作品です。ユービーアイソフトとソニーは、今年のホリデーシーズンにPlayStation 4向けにリリースされる『Watch Dogs』のゲームプレイの様子も初独占公開しました。
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「ソニーとユービーアイソフトは共に映画部門とゲーム部門を持っていることから、この両社の協力は、ストーリーベースのシネマティックな経験と、ゲームのインタラクティブ性とを融合させる素晴らしい機会を生み出します。」とUbisoft Motion Picturesのジャン・ジュリエン・バロネーCEOは語ります。
「それに加え、ソニー・ピクチャーズとニュー・リージェンシーは、プロダクションに関する深い専門知識も持っており、それが映画製作に際して、我々がクリエイティブ面から強い主張を行うことも可能にしているのです。この協力により、『Watch Dogs』がすでに生み出している興奮の上に、映画作品を作り上げることができると我々は確信しています。」
この発表に対して、コロンビア・ピクチャーズ(※)のプロダクション部門長、ハンナ・ミンゲラさんはこうコメントしています。
「『Watch Dogs』のテーマとオープンなゲームプレイは銀幕にもピッタリです。ゲームには激しいアクションとアドベンチャーもありますが、ストーリーは沢山の情報や、それらをコントロールするものとなっており、我々は、これをエキサイティングなスリラーにすることができると考えています。」
「映画としてのポテンシャルも素晴らしく、我々はこのプロジェクトでユービーアイソフトの内部クリエイティブチームと緊密に働く機会を得ることができ、感激しています。」
プロジェクトはユービーアイソフトではUbisoft Motion Picturesが監修、コロンビアではミンゲラさんとサム・ディッカーマンさんが制作監修、ニュー・リージェンシー側ではアレキサンドラ・ミルチャンさんとアンドリュー・カロフさんが担当となっています。
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※:コロンビア・ピクチャーズはソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの一部門
ユービーアイソフトのゲームからの映画化では『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(制作はジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ)もありましたが、ちょっと微妙でしたし、『ファークライ』をウーヴェ・ボル監督が映画化してしまった『G.I.フォース』という、アレな映画もありました。
ユービーアイソフトが今まさに進めようとしているゲームからの映画化企画では、これもソニーと協力して作ろうとしている『アサシンクリード』映画版、そして、主人公サム・フィッシャー役がトム・ハーディーさんに決定したという『スプリンターセル』の映画版もあります。
それら大人気の2作とは違い、まだリリースすらされていない『Watch Dogs』ですが、ぜひゲームも映画もいいものになって欲しいですね。
[via Kotaku]
(abcxyz)
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