ドイツのゲームデザイナー、ラインハルト・シュタウペ作のカードゲーム『Die Bombe』の日本語版『ザ・バクダン』がボードゲーム会社ニューゲームズオーダーから発売されます。今作は一発逆転の要素のある、ちょっと変わった競りを行うカードゲームです。
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まず初めに簡単にルールの解説を。このゲームは、赤と黒の得点カード(3から25までの数字が書かれている)をより多く獲得するために競い合うゲーム。まず、山札から2枚のカードをめくり、そのカードを獲得するために、自分がいくらまで出せるのかをこっそりとメモ帳に書き込みます。
ゲーム開始!
全員の準備ができたら、いっせいにその数字を見せ合います。そして、一番目に高い数字を書き込んだ人が2枚のカードのうち好きな1枚を獲得できますが、メモ帳に書いた数字がそのままマイナス点となってしまいます。続けて、二番目に高い数字を書き込んだ人が、残ったもう1枚のカードをマイナス点なしでもらうことができます。
獲得した得点カードは赤と黒の色ごとに別々に積み重ねていきます。それぞれの色の得点カードを、最後に一番多く持っていた人はその色の得点が倍になるため、得点カードは数字だけでなく、枚数も重要となります。
バクハツカード
しかし、このゲームには一発逆転の要素として、「バクハツカード」があります。このカードを獲得した人は、他プレイヤーの持っている積み重ねられた得点カードのうち、一番上の1枚を爆破してゲームから取り除く事ができます。得点だけでなく、相手の枚数も減らす事ができるというわけ。ここぞという時にライバルのカードを爆破するのが大事なゲームですね!
「バクハツカード」の存在によって予測不能でスリリングな競りが行われるカードゲーム。3人〜6人まで遊べて、プレイ時間はだいたい30分ほど。ルールの説明も簡単なゲームなので、飲み会やカラオケの会場でもサクッと遊べそうですね!
『ザ・バクダン』は1500円で、立川ロフトで現在開催中の『立川ロフト 1周年記念フェア』の会場で8月17日に発売開始(ボードゲーム専門店など各種取り扱い店では随時発売予定)。ニューゲームズオーダーのブースでは、ゲーム本体に加え、記念Tシャツ、缶バッジがセットになった『ザ・バクダン スペシャルセット』を会場限定で3000円で販売予定。
ブース
また、8月21日までの間、会場ではニューゲームズオーダーの取り扱う各種ボードゲームが販売予定。以前紹介した『ファブフィブ』や、以前インタビューをさせていただいたボードゲームデザイナー、ライナー・クニツィアのカードゲーム『酔いどれ猫のブルース』などが販売中(イベント会場についてはロフトの公式ページを御覧ください)。
ゲームを教えてくれるのはビッグ・チーズマン先輩だ!
さらに、ネズミの会社人材マネジメントゲーム『ビッグ・チーズ』の体験会と、その場でボードゲームの箱詰めをするというちょっと珍しい生産実演が行われています(体験会&生産実演は平日は11時~13時、15時~17時、19時~20時半に、週末は全日開催)。お時間のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
(傭兵ペンギン)
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