死亡フラグ 映画 ドラマ セリフ


ヒーローよ、短い人生そんなに急いでドコで死ぬ? 

大事な人を守るためのバトルや、地球外生命体からの侵略に身を呈して立ち向かう人たち。古今東西、ドラマや映画では命に関わるような危険な状況下で、ついついカッコつけて言ってしまいがちなセリフがあります。しかも、そのセリフを言ったら「あ~コイツ絶対この後すぐ死ぬわ...」なんて死亡フラグが立っちゃうド定番のセリフは、洋の東西を問わず、英語圏でもよくあるそうです。

以下でご覧いただきます、「ヒーロー/ヒロインの死亡フラグ台詞12選」では、もう確実に「自分、それ言ってもーたら終わりやろ」という定番フレーズをご用意いたしました。

さっそく以下でチェック&爆笑してみましょう。どうぞ!
 


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1:「信じてくれ、オレなら出来る」

危険な状況において、「自分は◯◯のエキスパートだから、オレに任せてくれ」と自信満々に宣言するキャラクターは...大体の場合において余計な事をして真っ先に死んでしまう傾向があります。

ドラマ及び映画を観ているこちら側としては、そういう出しゃばりにはうっかりドジでサクっと散って欲しいという欲求もあるので、その辺の需要で必要性の有る、愛すべき殺され要員と言えましょう。

他にも、「自分が何をやっているか解っているから(大丈夫だ)」とか、自分のことを指さして「こういうのはプロフェッショナルにやらせるモンさ」なーんていう連中も...死亡フラグが立ちます。合掌。


2:「オレ、実は◯◯がニガテでさぁ...」

危機的状況に直面したグループには、今までイチバン神経質であれこれ他人に注文つけてばっかりいたヤツが、急に弱気になって「オレ実は◯◯がニガテでさぁ...」とか余計な告白をし始めます。こんなトコで怖気づいちゃって、さっきまでのエラそうな態度はなんだったんだよもー!

とまぁ、最初っから誰にも期待されないウザキャラですが、そんな弱気な姿勢を見せて少し経つと...真っ先にヤラれちゃうのがこのタイプですよね。ハイご愁傷様でした。


3:「ココに居れば安全だから」

「今だ行け!」と、守りたい人と離ればなれになろうとするヒーロー気取りもまた、死亡フラグですよね。まさかそんなのが最期の言葉となって敵に撃たれる、またはトラップに引っ掛かるなんてねぇ...。「ええかっこしい」(死語)もまた、死への近道なのです。ご注意あれ! 


4:「もうすぐウチに帰れるぞ!」

安全地帯が近いという報告で安堵感を与えてくれようとする、または「まだ終わりじゃないんだ!」と最後の最後で活を入れてくる修造タイプ。こういったキャラクターたちもまた、ウザい扱いを受けており、でしゃばった挙句に死亡フラグがピコーン! と立つものDeath。


5:「次に何が起こってもキミには知っておいて欲しいんだ」

ドラマの終盤で何かアツい気持ちを吐露したがるタイプもまた、死への片道切符を手にします。

時には「実は10年前に死んだオマエの母親のコトだけどな...」とか、今さら重大なヒミツを暴露するタイプもいれば、またある時には「本当はずっとキミだけを見ていたんだ」なんて歯の浮くような愛の告白をするタイプもいます。大事な告白を済ませたら、あとはもう敵に殺されるのを待つのみ。そんな自己満足な方は、サクッと次のラインへどうぞ。


6:「これまでキミと一緒に居てやれなかったけど...」

これまで居てやれなかったというコトは...ドラマ的に必要ではなかったキャラなので、「これからも一緒に居てやれない」ってのと同義語なんじゃないでしょうか?

自分の都合で家を出て行った父親や、彼女を何年も置いてけぼりにしていた悪いオトコなんかが、危機的状況で良心に目覚めたりしたって、今さら遅い。えぇ、当然死亡フラグが立ちます。


7:「過去の過ちを精算したいんだ」

これも5、6と同じく、自分の抱えていたモヤモヤを吐き出してスッキリしたいタイプです。しかも、「精算」イコール「死をもって償う」とはじめっから勝手に決め付けています

ほかにも、「ココに来て自分が何をすれば良いのか、やっと解ったよ」というのも、勝手に死を覚悟する台詞の代表格。ちなみにサムライになりますと、「武士とは死ぬことと見つけたり」なんてカッコ良く言うのでしょう。

えぇもう、気の済むまでヤラれちゃって下さいな。


8:「今のオレ、最高にイカしてるぜ」

1番目と似ている、自信家タイプです。ちょっとした偶然が生じたおかげで、普段あり得ないようなミラクルが起きて、たまたま危険を回避できてしまったパターン。この後、自惚れの台詞を言ってみちゃったりすると...ファイナル・デッドコースターへ1名様ご案内~!


9:何かにつけて「運命」とか「責任」とか言っちゃう人

最後まで生き残れるキャラクターには、最初っから生き残る運命が課せられています。でも、そうでもない雑魚キャラがこれらのキーワードを発すると、だいたいの場合においてご臨終される運命が待っているワケです。「責任」についても然り。とにかく生き延びることを最終的な目的にしていないと、すぐにヒーロー面をして、「責任」をとって死にたがります。そういう願望でもあるんでしょうか...。 

ちなみにですが、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、オビ=ワン・ケノービがアナキンをサイボーグにしてしまい、デス・スターからルークたちを逃がす責任をとってなのか、わざと死を選びます。そんなトコロで命をムダにしなくてもイイのに! と思った人々も多いんじゃないでしょうか?


10:「もう後悔はない」

または「これは起こるべくして起こったんだ」という人。これもまた、勝手に自分の運命=死ぬコトであると、死に急いじゃうパターンです。

強引に自分自身を説得させる時に言うセリフがコレなんじゃないでしょうか。すべてを受け入れて、悦に浸りながら幸せな気分で死にゆくだけ、良い死に様なのかもしれません(本人だけ)。


11:「オマエの全力はそんなものか!?」

または、戦いの最中に「コレよりもっと良いパンチ(または別の技)持ってるんだろう?」なーんて上から目線の人...よく居ますよねぇ。

当然ながら、相手の全力はそんなモンじゃありません。窮地に追いやられた相手(特に物語の主人公)は、ダメージを喰らいまくった挙句、超絶に疲労困憊なのにもかかわらず、今繰り出した攻撃の1000倍くらい強烈な必殺技でアナタのとどめを刺しに来ます。

これはジャンプ黄金時代で良く見た...かもしれない定番の死亡フラグです。友情と努力に負けちゃうワルモノの、いつものパターンですね。


12:「コレがすべて終わったら...」

「◯◯探しの旅に出るんだ」でも良いですし、ヒロインに向かって「結婚しよう」でもナンでも構いませんが...バトルが終わってから何かしようと目標設定する人。いますよねぇ...! しかし、世の中上手く出来てるモンで、残念ながらそういう人に限って、ハッピーにコトを終わらせられるワケがありません。

大体の場合、その人の最期は口から真っ赤な血を吐きながら、「明日もまた、あのキレイな夕陽が見たかったぜ...ゴフッ!」みたいに成就できなかった夢を語りながら絶命します。


と言った具合に全12選をお届けしました。大体がウザキャラ、偉そうな人から真っ先にお亡くなりになることがわかります。

この他にも、別のパターンを思いついたら、ぜひともコメントやツイートでお知らせください。え? クサすぎてそんなセリフ吐けないって? まあ、若いみそらで死に急ぎたくもないでしょうし、そりゃごもっともですね。


12 Phrases That Are Never a Good Sign For a Hero's Survival[io9]

(岡本玄介)

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